国際情報学部

楽天グループ株式会社に内定

楽天グループ株式会社に内定! 津上ユリアンさん

iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。

「法学」と「情報学」の文理融合的な学びができるのが魅力的だったからです。もともと、中学生の頃から情報学に興味があったのですが、高校で文系受験を選択したことによって、その分野の道に進むことを諦めていました。そんな中、iTLでは文系でありながらも情報学を学ぶことができることを知り、自分のやりたいことと非常にマッチしていると感じたため、受験・進学を決めました。

iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。

「問題解決とアルゴリズム」の授業では、アルゴリズムなどをプログラミングで実装することによって、プログラミングの本当の面白さを知ることができました。「プログラミング基礎」や「オブジェクト指向プログラミング」の授業も大変興味深かったのですが、実際にプログラミングをどのように応用するのかがイメージできずにいました。しかし、「問題解決とアルゴリズム」ではプログラムを実装するとともに、先生が具体的にどのような場面でこのようなアルゴリズムが使われているのかを説明してくださったおかげで、よりプログラミングに魅了されました。エンジニアの仕事に興味を持ったきっかけでもあります。
法律分野では、「消費者保護法」が興味深かったです。消費者としての自分がどんな法律によってどのように守られているのかを学べたことが大変参考になりました。今もWebサイトで少し怪しい広告を見た時に、無意識のうちに「これは消費者保護法的にアウトなのでは?」と考えてしまうくらい法律の観点から物事を見るという習慣を身につけることができた授業でもあります。また将来、内定先で消費者向けのプロダクトに関する業務に就いた時にこの授業で習得した知識は活かせる場面が出てくるとも思っています。

ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。

人にわかりやすく説明するという力が身についたと思います。自分が所属しているゼミには20名以上の学生が所属しており、各学生は異なった分野の研究をしています。そのため、自分の研究の発表をする際には他の分野を研究している人も理解できるように説明することを意識していった結果、このような力が身についたと考えています。

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

最も力を入れた活動はエンジニアの長期インターンシップです。
ほぼ毎日本番環境で使用しているプログラムの開発をさせていただいていることから、プログラミング力やその周りの知識を得ることができました。また、リーダーとして他のインターン生の業務管理や育成、指導などを任せていただいたことでマネジメント能力を身につけることができました。学生のエンジニア採用ではマネジメントなどといった技術以外の力もかなり重宝されているような印象を受けたため、リーダー経験は本当に貴重な経験だったと感じています。

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

大学のプログラミングなど授業やインターシップの業務でプログラミングが自分に向いていることを理解してからは就職活動でもエンジニアとしてエントリーしたいということは決心していました。そして、どの会社に入りたいかということを考えた時に、インターナショナルな環境であった高校生活とポーランドなどでの海外経験で培った適応力と言語力を生かしたいと考えました。そんな中、英語が公用語であり、様々なバックグラウンドを持つ人が集まる楽天グループ株式会社が最も自分に合っている感じ、エントリーをしました。
入社してからはエンジニアとしての技術を磨き、将来的にはエンジニアリングマネージャのようなポジションに就きたいと考えています。また、これまでのリーダー経験や海外経験を生かし、日本語話者と英語話者のエンジニアがいる環境で日本語・英語を駆使したマネジメントにも関わり、日本と海外の職場の架け橋になるようなポジションで活躍したいです。

受験生へのメッセージをお願いします。

文理融合な学びを求めている学生にiTLは本当におすすめです!特に「文系だけどITの分野にも興味がある」といった学生に関しては、現時点で国内にはiTL以上の選択肢がないと思うのでぜひ受けてみてください!また、何を勉強したいのかが決まっていない学生にもおすすめです!法学と情報学以外にも国際学や哲学などといった他の分野の授業やゼミがあるので、学びたいことが必ず見つかるはずです!