国際情報学部教授 中島美香の専門分野はデジタルプラットフォーム規制、民事法、情報法(競争政策)です。
このたび、2026年3月31日の『読売新聞オンライン』に、中央大学と読売調査研究機構が共催したオンラインセミナー(2026年2月12日開催)の講演要旨が掲載されました。
中央大学×大手町アカデミア「デジタルプラットフォームの法規制~検索エンジン市場独占とスマホソフトウェア競争促進法」講演要旨
講演で中島は、検索エンジンのビジネスモデルを説明し、検索エンジンが独占的な状態にあり、競争が十分に機能していない可能性を示しました。日本では、公正取引委員会が排除措置命令を下しているほか、スマホ法(スマホソフトウェア競争促進法)の効果により「チョイス・スクリーン」(選択画面)が表示されるようになるなど、競争環境の改善を目指していることを説明しました。また海外との比較を行い、欧米では検索関連データの共有が求められている点にも言及しました。
今後の課題として、巨大企業の基幹事業にかかわる競争法的な規律として、事前規制を適正な運用でしっかり機能させるべきと述べました。