国際情報学部

8月2日時事通信ドットコムの記事に、国際情報学部長・教授の平野晋のコメントが掲載されました

2024年08月05日

平野の専門分野は、インターネットの法学研究(サイバー法)、製造物責任法・不法行為法、及びアメリカ法等です。平野は近年、AI・ロボット法の研究を中心に活動し、日本政府によるAIのルール作り(総務省「AI開発ガイドライン」「AI利活用ガイドライン」及び「AI事業者ガイドライン」)や、国際機関である経済協力開発機構のAIルール作り(「OECD AI原則」)にも貢献してきました。

 

この度、平野は時事ドットコムからの取材に応じ、その記事 「『AI面接官』にどこまで任せる?: 就活戦線に進出、人にしかできない役割とは【時事ドットコム取材班】#令和に働く」に、以下のようなコメントが掲載されました。

「採用選考は人の一生を左右し、間違った場合は重大な結果につながる。正確で公正という担保がなされた場合のみ、AIを導入するのがあるべき姿でしょう。こうした対応は世界的な価値観として求められている」

なお平野は、採用活動にAIを利活用する慣行の問題を研究しており、その論文は以下の総務省の研究雑誌に掲載・公表されております。

平野晋 「AIに不適合なアルゴリズム回避論:機械的な人事採用選別と自動化バイアス」『情報通信政策研究』第7巻2号I-1頁(2024年3月) (最終閲覧日2024年8月2日).