国際情報学部

3月25日ダイヤモンド社発行の『DIAMOND Quarterly』に国際情報学部教授 須藤修のインタビュー記事が掲載されました

国際情報学部教授 須藤修の専門分野は社会情報学、医療情報学、応用経済学です。
須藤は、現在、内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」の議長やOECD Expert Group on AI FuturesやGlobal Partnership on AI (G-PAI)の委員等多くの要職に就任しており、情報技術の発展に伴う国内外の社会変革に向けた施策立案等に取り組んでいます。
また、本学においては、2021年4月に設立された「ELSIセンター」の所長に就任しています。
 

このたび、『DIAMOND Quarterly 2024春号』に須藤のインタビュー記事が掲載されましたのでご案内いたします。

『社会的価値観とテクノロジーガバナンス:生成AIの統治と実装をどう進め人間中心の社会と産業の未来を構築するか』

※4月28日まで無料で閲覧可能です。

生成AIの普及により、先進テクノロジーの開発・研究・実装などにおけるガバナンスについて世界中で論じられています。
記事の中で須藤は、AIを利用した先進テクノロジーの社会実装について生成AIや自動運転車を例に挙げ、どのような技術を実装するかではなく、どのようにして人々のWell Beingを増進するか、という人間中心の発想で進めていくことが大切であり、技術の社会実装が人々に受け入れられるためにはメリットを明確にする必要があると述べています。
またEUとアメリカのAIガバナンスの差などAI開発や利用に関する世界的な動向を紹介したうえで、日本の動向や今後の研究・開発に関する課題にも言及しています。