国際情報学部の小向ゼミと中島ゼミの学生が、一般社団法人情報処理学会の第103回電子化知的財産・社会基盤研究発表会において、研究成果を発表しました。
国際情報学部_iTL_の小向ゼミでは、情報通信技術の発展によって生じる新たな法制度上の課題について、
中島ゼミでは、新しい技術やビジネスの進展に伴う法制度上の問題について、
それぞれ研究しています。
本学会において、それぞれのゼミの学生が以下のテーマで発表を行いました。
大久保 拓真(4年)
・発信者情報開示請求における裁判管轄権と準拠法
岸野康平(4年)
・どういった場合に名誉毀損情報の拡散に不法行為責任が認められるのか
諏佐日那乃(4年)
・主要プラットフォーム事業者の誹謗中傷への対応義務
荒木田紀帆(4年)
・イラスト制作における他の著作物の参照と複製権侵害
齋藤 淳(4年)
・検索サービス事業者に対する検索結果の削除請求訴訟における裁判所の判断について
小岩泰己(2年)
・生成AIによる生成物と著作権に関する米国の裁判例
八尋かれん(4年)
・イラストの著作権者への利益還元の在り方
金子友貴(*)(3年)、岩崎 旭(3年)、塩路理子(3年)、石川萌美(3年) *は報告者
・生成AIに関する著作権法の解釈と議論状況について
寺尾一朗(*)(3年)、北村友亜(3年)、竹内太一(3年)、長澤優衣(3年) *は報告者
・ChatGPT をめぐる個人情報保護法上の問題 —日本の個人情報保護委員会の注意喚起と イタリア・データ保護局の指摘を中心に—
iTLでは、2年次後期からゼミ(科目名:「国際情報演習」)が始まります。各ゼミでは各分野のそれぞれ切り口から情報社会の諸課題に対する解決策を導く研究を行います。
iTLでは引き続き、講義で得られる「理論」とゼミでの「実践」により、より良い情報社会の構築に貢献できる人材の育成を目指してまいります。