国際情報学部

5月16日『朝日新聞』に国際情報学部教授 須藤修への取材記事が掲載されました

教授 須藤修

国際情報学部教授 須藤修の専門分野は社会情報学、医療情報学、応用経済学です。
須藤はこれまでに内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」の議長やMember of AI expert Group at the OECD(AIGO)等を歴任しており、情報技術の発展に伴う国内外の社会変革に向けた施策立案等に取り組んできました。
また、本学においては、2021年4月に設立された「ELSIセンター」の所長に就任しています。

5月16日の『朝日新聞』に須藤への取材記事が掲載されました。
「チャットGPT台頭 ルール追いつかず」

AIを搭載した情報サービスで、世界的な注目を集めている「ChatGPT」。
本記事では、「ChatGPT」をはじめとするいわゆる生成系AIの登場によって、クリエイティブ職の権利の侵害、フェイクニュースの大量生成等、現代社会におけるデメリットが拡大してきたことを指摘しています。
その中で須藤は、自身が議長を務めた「人間中心のAI社会原則検討会議」が約4年前に取りまとめた「人間中心のAI社会原則」について、「策定当時のAIは人間の仕事を奪うほどの脅威はないと評価されていたが、AIの技術が想定以上のスピードで進展している。AIに人間の仕事が奪われるリスクや民主主義を脅かす悪用への対策に関する議論を進め、『人間中心のAI社会原則』の改定も行うべき」旨のコメントを寄せています。

本学の学生・教職員は、「manaba」の「朝日新聞クロスサーチ」から記事検索の上、記事全文を閲覧することができます。