国際情報学部

国際情報学部の法律系ゼミが、最高裁判所を見学し最高裁判事及び調査官と懇談しました

参加者全員の記念撮影

国際情報学部の法律系ゼミ(石井夏生利ゼミ、岩隈道洋ゼミ、小向太郎ゼミ、中島美香ゼミ、中村真利子ゼミ、及び平野晋ゼミ)の学生と教員が、最高裁判所見学の機会と、最高裁判所判事・尾島明様と調査官・中嶌諏訪様との懇談の機会もいただきました。
尾島判事と本学部の学部長・平野教授は、ともにコーネル大学(法科)大学院に留学した際の同期生であり、それがご縁で今回、尾島判事と最高裁判所からのご厚意により見学・懇談の機会をいただくことができました。
最高裁判所では、尾島判事付秘書官の石川正史様に出迎えていただき、大法廷、大ホール、及び最高裁判所図書館等をご案内いただきました。

その後は第二小法廷に移動して、尾島判事と中嶌調査官からお時間をいただき懇談しました。
懇談では、昨今の電子化・DXの動向を踏まえた国際情報学部の学生らしい質問や、これからロースクールへの進学や司法試験受験に向けて勉強に取り組んでいる学生からの質問等に、ひとつひとつ丁寧に答えていただきました。

国際情報学部の法律系ゼミの学生は、法律の中でもとりわけ情報通信や個人データ、AI、及びサイバー犯罪等の情報技術に関連する法律を主な研究テーマにしています。
それらの法律を研究する上で非常に重要な資料・指針となる文献が、判例です。
その判例を実際に日々作っていらっしゃる最高裁判事、及びその判断を支える調査官と懇談できた今回の最高裁判所訪問は、学生たちにとって他では得難い、非常に貴重な機会となりました。

国際情報学部では、「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」の理念のもと、進展著しいSociety5.0が抱える諸課題の解決に法律面からアプローチできる人材の育成に、今後も努めてまいります。