国際情報学部

国際情報学部の学生がHCD研究発表会において発表を行いました

2022年12月05日

国際情報学部の飯尾ゼミの学生が、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構の2022年度冬季HCD(Humna Centered Design)研究発表会において、論文を発表しました。

国際情報学部_iTL_の飯尾淳のゼミでは、人間とコンピュータのインタラクションや、サイバーワールド及びリアルワールド両面における市民の行動分析等について研究しています。

本研究発表会において、飯尾ゼミの学生が以下のとおりの発表を行いました。

伊㔟村さんの発表

伊㔟村 怜(国際情報学部4年)
タイトル:課題の負荷を可視化するアプリケーションの開発
共著者:松本成雄(同4年)、飯尾淳(同学部教授)
概要:コロナ禍が始まった2020年度はほとんどの教育機関においてオンライン授業が主流となり、授業の双方向性の担保のために、授業後の課題提出を求める事例が多く見られた。多くの授業を履修する学生は課題に追われ疲弊した。学生側だけでなく、課題を作成し採点する立場による教員にも同じことが言える。そこで、本学の学生が使用するLMS(Learning Management System)と連携した「課題の負荷を可視化するアプリ」を開発し、それらの挙動と効果に関する実験を行った。それらの結果を報告する。

津上ユリアン(国際情報学部3年)
タイトル:高齢者のECサイト利用に関する調査
共著者:只野日向子(同4年)、鐘宇恒(同4年)、中島桂大(同4年)、飯尾淳(同学部教授)
概要:インターネットの発達によりインターネットショッピングも加速度的に普及してきたが、高齢者層では、インターネットショッピングに不慣れで満足に利用することができない人も多い。高齢者のECサイト利用にあたって、障壁となっているのはどの操作なのか、ECサイトを模した独自のアプリケーションを使用し、ユーザ体験の実証実験を行い、その結果を報告する。

iTLでは、2年次後期からゼミ(科目名:「国際情報演習」)が始まります。
各ゼミでは各分野のそれぞれ切り口から情報社会の諸課題に対する解決策を導く研究を行います。
iTLでは引き続き、講義で得られる「理論」とゼミでの「実践」により、より良い情報社会の構築に貢献できる人材の育成を目指してまいります。