国際情報学部

国際情報学部の学生がHCD研究発表会、サイバーワールド研究会において発表を行いました

2022年06月28日

国際情報学部の飯尾ゼミの学生が、特定非営利活動法人人間中心設計推進機構の2022年度春季HCD(Human Centered Design)研究発表会、一般社団法人電子情報通信学会サイバーワールド時限研究専門委員会の第51回サイバーワールド研究会において、論文を発表しました。

国際情報学部_iTL_の飯尾淳のゼミでは、人間とコンピュータのインタラクションや、サイバーワールド及びリアルワールド両面における市民の行動分析等について研究しています。

両学会において、飯尾ゼミの学生が概ね以下のとおりの発表を行いました。

華垣さんの発表スライド

華垣恭(国際情報学部3年)
タイトル:映画ポスターの感性評価システム
概要:人々が映画ポスターを見た際に抱く、快・不快(感情価)、興奮性・沈静性(覚醒度)に関する感情について、arousal(感情価)-valence(覚醒度)マップを用いて、人々が各ポスターから受ける印象を定量的に評価することを目的とする。その評価のために使用する感性評価システムについて、報告する。

真辺さんの発表

真辺龍(国際情報学部3年)
タイトル:Twitterにおけるトレンドの勢いの分析
共著者(学生):華垣恭、山崎翔哉(同3年)
概要:世相を反映するSNS上のトレンド。Twitter API機能を用いて収集した20万件以上のデータを基に、Twitterにおけるトレンドの勢いを、先行研究でも用いられている「待ち行列理論」を利用し、ハッシュタグ・時間帯・トレンドの入れ替わりの観点から分析した結果を報告する。

花岡さんの発表

花岡桃可(国際情報学部3年)
タイトル:歩きスマホ研究と倫理観 -テキスト分析によるアプローチ-
概要:事故のリスクに繋がる「歩きスマホ」。その危険性を分析・指摘し、その行為を否定する論文もありつつ、その行為自体を肯定し、テクノロジーを駆使して解決しようとする論文も混在する。それらの論文249件のアブストラクトを対象にテキスト分析を行い、各論文における「歩きスマホ」に対する評価を分析した結果を報告する。

iTLでは、2年次後期からゼミ(科目名:「国際情報演習」)が始まります。
各ゼミでは各分野のそれぞれ切り口から情報社会の諸課題に対する解決策を導く研究を行います。
iTLでは引き続き、講義で得られる「理論」とゼミでの「実践」により、より良い情報社会の構築に貢献できる人材の育成を目指してまいります。