国際情報学部

国際情報学部の学生が電子情報通信学会サイバーワールド研究会において発表を行いました

2021年06月24日

発表の様子

国際情報学部3年只野日向子さんと同3年鐘宇恒さん、同教授 飯尾淳が一般社団法人電子情報通信学会の第48回サイバーワールド(CW)研究会において、論文「コロナウイルスの脅威とデータ分析」を発表しました。

国際情報学部_iTL_の飯尾ゼミでは、人間とコンピュータのインタラクションや、サイバーワールド及びリアルワールド両面における市民の行動分析等について研究しています。その研究のひとつとして、コロナウイルスとその他のウイルスの脅威を数値化、可視化し、比較する研究を行いました。
本研究の成果は、昨年度実施された本学理工学部データサイエンス・AIクラスター主催の『データ分析チャレンジ』にエントリーしたチームによるものです。

本研究では、H1N1、SARS、MERS、エボラ出血熱、マラリア、コレラを比較対象とし、それぞれのウイルスの感染率と死亡率を算出しつつ、それらを加算するモデルと乗算するモデルの両面から各ウイルスの脅威を推定し、分析を進めています。

iTLでは、2年次後期からゼミ(科目名:「国際情報演習」)が始まります。各ゼミでは「情報の仕組み」「情報の法学」「グローバル教養」のそれぞれ切り口から情報社会の諸課題に対する解決策を導く研究を行います。iTLでは引き続き、講義で得られる「理論」とゼミでの「実践」により、より良い情報社会の構築に貢献できる人材の育成を目指してまいります。