国際情報学部新着ニュース

2021年06月22日

国際情報学部の授業において、総務省から講師をお招きし、講義が行われました

加藤義行 様

2021年6月17日、国際情報学部_iTL_の授業科目「国際規約と国際標準化団体」(担当教員:本学部特任教授 景山忠史)において、総務省国際戦略局技術政策課 加藤義行様をお招きし、講義が行われました。

本科目は、情報通信規格やデータのフォーマット等の国際的に通用する標準規格の概要及びその形成過程を把握し、新たな技術開発やサービス実施と規格の標準化の関係についての知識を修得する科目です。「情報」という目まぐるしい変革が起きる分野においては、その分野に携わる実務家からの講演は、最先端の知識を得るという点では非常に貴重な機会です。

今回ご登壇いただいた加藤様の講義のテーマは「ICT国際標準化に向けて」。

加藤様は2016年から2019年まで外務省在ジュネーブ日本政府代表部において、国際連合の専門機関の1つである国際電気通信連合(ITU)をご担当された経歴をお持ちです。またそれ以前にも総務省においてITUに関する業務に携わっていらっしゃいました。

ITUは電気通信分野における標準化を担っています。

発展著しい情報通信における標準化は、各国とも重要な国家戦略に位置付けています。そのため各国は、その標準化を担うITUの理事国となることはもちろんのこと、ITUへの幹部職員の輩出に向けて様々な取り組みを行っています。

加藤様からは、ITUの主要ポストの獲得・地域会合における調整・国際会議における調整等、ITUに長らく関わった加藤様ならではのご経験を踏まえたお話をお伺いすることができました。主要ポストの選挙における各国の水面下での交渉やかけ引き、ITUの分担金や国際会議におけるレセプションの状況等の生々しいお話は、学生が国際標準化の裏側を垣間見る好機となりました。

iTLでは、「情報の仕組み」と「情報の法学」に関する最先端の学びを提供するべく、産業界・官公庁から多くの実務家を招聘し、授業を展開することで、Society5.0を担う人材の養成を目指してまいります。