国際情報学部

『Wedge』2021年6月号に国際情報学部教授 小向太郎のコメントが掲載されました

2021年05月26日

国際情報学部教授 小向太郎

国際情報学部教授 小向太郎の専門分野は情報法、情報通信法です。
著書に、『情報法入門 デジタル・ネットワークの法律』等があります。

LINE利用者の個人情報が中国の関連会社から閲覧可能な状態であった問題について、『Wedge』2021年6月号に、小向のコメントが掲載されました。

2021年3月、LINE利用者の個人情報が中国の関連会社から閲覧可能な状態であったことが明るみになり、LINEは、総務省と個人情報保護委員会それぞれから、「安全管理措置」と「利用者への周知」の観点で行政指導を受けました。電気通信事業法や個人情報保護法違反とは認められていませんが、個人情報の管理に関する企業から利用者への説明とこれに対する利用者の同意の取り方や日本全体のデータガバナンスのあり方が問われました。
本記事内で小向は、「EUが導入したGDPR(一般データ保護規則)の事例を参考に、日本でも個人情報に関する事業者の責任について再考すべきである」旨のコメントを寄せています。

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