国際情報学部

国際情報学部の松崎ゼミにおいて、外部講師をお招きし、講演が行われました

2021年02月05日

2021年1月22日、国際情報学部_iTL_の松崎ゼミ(科目名「国際情報演習Ⅰ」)において、技術研究組合制御システムセキュリティセンター事務局長の村瀬一郎様を講師にお招きし、オンラインでの講演が行われました。

村瀬様は金融庁最高情報セキュリティアドバイザの肩書もお持ちであり、各種機器・システムをコントロールする制御システムの第一人者として活躍されています。

松崎ゼミでは、サイバーセキュリティとEdTechを主な研究テーマとして扱っています。
ゼミ開講初年度の今期は、スマートホーム・スマートシティ・スマートスクールを切り口に、それらの取組が安心・安全に進捗するために求められるデータ収集・分析の能力を身につけるための演習が行われてきました。

今回の村瀬様のご講演のタイトルは「重要インフラ/制御システムセキュリティの動向と対策」。
制御システムのネットワークや論理構成、制御システムに対する脅威の事例、ご自身が事務局長を務める技術研究組合制御システムセキュリティセンターの取組等、松崎ゼミがメインで学修する分野に関する話題はもちろんのこと、サイバーセキュリティ基本法や日米それぞれが重要インフラと位置付ける分野の違い、海外におけるセキュリティ事故の事例といった、「情報の仕組み」と「情報の法学」をグローバルな視点で学ぶ国際情報学部のゼミにとって大変興味深い話題にも言及していただきました。

松崎ゼミでは、今後、照明や空調等のビルを構成する各種インフラを模擬的に構築した「Mogiビル」を製作する実習も行っていく予定です。その実習体験や国際情報学部での講義で得た知見をもとに、制御システムやセキュリティの理解を深化させることで、より便利かつ安心・安全なシステムの構築を実現できる人材の輩出を目指します。

 

異分野の知識を融合し、社会が抱える諸課題を解決する情報サービス・情報政策を実現する人材の養成に向けて、iTLのゼミでは、各ゼミの専門分野に偏重せず、異分野の知識を融合した学際的な研究を目指します。