国際情報学部

国際情報学部の斎藤ゼミにおいて、株式会社Globeeから講師をお招きし、講演が行われました

2020年12月18日

2020年12月8日、国際情報学部_iTL_の斎藤裕紀恵ゼミ(科目名:国際情報演習Ⅰ)において、株式会社Globee代表取締役社長 幾嶋研三郎様を講師にお招きし、オンラインでの講演が行われました。

斎藤ゼミは、EdTech(Education & Technology)を研究テーマに掲げており、EdTechを推進する企業からの講師招聘、企業への訪問を積極的に行うことで、学生はEdTechの社会実装の在り方についての知見を深め、研究に取り組んでいます。

幾嶋様は、大学在学中に、自身の英語力向上に向けた取り組みとその成功体験を踏まえた国際交流イベントを企画・運営していらっしゃり、その経験を活かして、株式会社Globeeを設立されています。
本講演では、株式会社Globeeが他の英語学習支援企業との差別化に向けて各種サービスをデジタル化していくことで誕生したAI英語教材アプリ「abceed」の機能、とりわけ、ユーザーのTOEICスコアをAIが予測する「予測スコア」機能、TOEICのスコア向上に向けてユーザーごとに設問がカスタマイズされる「問題レコメンド」機能について、どのようなデータを活用してそれらの機能をユーザーに提供しているのか、ユーザーにどれほどの効果が見られるのかを解説していただきました。
また、株式会社Globeeが目指す今後の展開についてもお話しいただき、学生にとっては、EdTechの社会実装に成功している起業家の事業への熱意や信念に触れる好機となりました。

国際情報学部_iTL_では、「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」を理念に掲げ、各分野の基礎的な理論を教授しています。そして学生は、今回の講演のような実社会で活躍されている実務家の方々の講演等を通じて、理論をいかに実践するかを追究していきます。
iTLは、理論と実践を有機的に連携するカリキュラムを通じて、国際社会が抱える諸課題の解決策を論理的に構築し、国際社会に受容される情報サービス・情報政策を実現できる人材の養成に努めてまいります。