国際情報学部

国際情報学部の斎藤ゼミが株式会社アルクを訪問し、社長 天野智之様からご講演をいただきました

2020年12月15日

株式会社アルクを訪問した斎藤ゼミ

国際情報学部_iTL_の斎藤ゼミ(科目名「国際情報演習Ⅰ」)は、EdTech(Education& Technology)を研究テーマに掲げており、EdTechを推進する企業からの講師招聘、企業への訪問を積極的に行うことで、学生はEdTechの社会実装の在り方についての知見を深め、研究に取り組んでいます。

2020年12月1日、斎藤ゼミは、英語学習のためのe-learning教材の制作・販売を事業のひとつとする株式会社アルクを訪問し、社長 天野智之様からご講演をいただきました。

天野様からは、アルク社が提供しているEdTechを活用したサービスをご紹介いただき、それらのサービスが抱えている課題、今後のビジョンについても言及していただきました。
とりわけ、オンライン会議ツールやVR(Virtual Reality:仮想現実)によるオンライン留学が現地滞在型の留学の代替手段となっている現状に対するご意見、AR(Augmented Reality:拡張現実)を英語教育に応用した子ども向け英語教材の商品開発に関するお話しを、企業トップの大局的な視点からお伺いできたことは、EdTechを活用した先進的な教育サービスを研究する斎藤ゼミの学生にとっては、大変貴重な機会となりました。

訪問後、斎藤ゼミの学生は、天野様のご講演を踏まえて、VR・AR技術の英語学習への応用案を出し合い、情報技術を駆使した効果的な英語学習の在り方について議論を行いました。今後、斎藤ゼミではARを使った英語学習教材のデザインにも挑戦していく予定です。

国際情報学部を表す「iTL」は、教育理念である「Information Technology & Law」(「情報の仕組み」と「情報の法学」の融合)に加え、「Ichigaya Tamachi Link」という意味も持っています。
これには、国際情報学部が入る市ヶ谷田町キャンパスが産・官・学の拠点となり、情報社会に革新をもたらすハブになることへの決意が込められています。
iTLは、市ヶ谷(東京都新宿区)の立地を活かして産業界・官公庁との連携を深めていくことで、最先端の知識を学生に教授し、これからの情報社会を担う人材の育成に努めてまいります。