国際情報学部

国際情報学部教授 須藤修が会長を務める「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」が総務大臣表彰を受けました

2020年06月05日

国際情報学部教授 須藤修

2020年6月1日、総務省は、電波利用や情報通信の発展に貢献した個人及び団体、デジタルコンテンツの今後の創作活動が期待される者に対する表彰(総務大臣表彰)を行いました。表彰を受けた団体のうち「グローバルコミュニケーション開発推進協議会」では、国際情報学部教授 須藤修がその会長を務めています。

同協議会は、多言語音声翻訳技術の開発及び実用化の推進を目的に、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)とその関連分野の企業及び有識者によって設立されました。今般の総務大臣表彰は、本協議会が、総務省の掲げた「グローバルコミュニケーション計画」を産官学連携で推進する体制を構築し、多言語音声翻訳技術の向上とこれを活用した製品やサービスの実用化に多大な貢献を果たしたことによるものです。

同協議会が開発した多言語翻訳システムは、日英翻訳能力はさることながら、中国語、韓国語、ミャンマー語、ベトナム語等のアジア言語の翻訳も世界トップクラスの能力を有しており、本システムを用いた製品は既に社会実装され、来るべき東京五輪や観光等、多方面での活用も見込まれています。

須藤は、同協議会の会長の他、内閣府「人間中心のAI社会原則会議」の議長等を歴任しており、国際情報学部_iTL_の授業においては、これらの経験に基づくAI・IoTを巡る最先端の知識を教授しています。

 

iTLは、「情報の仕組み」、「情報の法学」及び「グローバル教養」等を教育の柱に据え、各分野を専門にする教員、各分野を横断的に扱う教員による授業を展開することで、新たな未来社会であるSociety5.0で活躍する人材の養成を目指してまいります。