国際情報学部新着ニュース

2020年05月15日

株式会社ビリビリから講師をお招きし、講義が行われました

講師松下様のアバター

5月11日、株式会社ビリビリの松下友一様を講師にお招きし、国際情報学部_iTL_の授業科目「基礎情報学」においてご講演いただきました。

今般のコロナ禍によるキャンパスへの入構制限により、本講演はオンライン授業用のツールを用いた双方向型の授業形態にて実施。通常のオンラインによる双方向型授業では、PCやスマホのインカメラ等を利用して講演者の顔が映し出されますが、本講演では、株式会社ビリビリの事業特性を活かし、アバターを講演者に見立てた講演となりました。

松下様からは、インターネット上で特定のユーザーをPC画面上で表現するアバター、そのアバターを利用したVtuberの概要やこれらを作動させるための情報技術・機器の発達の説明に始まり、VR技術を活用したオンラインコミュニケーション、一般の民間企業における会議や打ち合わせへのVR技術の応用の事例等が紹介されました。

また、実際のユーザーとは異なる人種・性別・容姿として自分を表現できるアバターによるコミュニケーションやその空間の構築は、差別・偏見の排除や多様な価値観の受容にも繋がる可能性があることについての言及もありました。情報を伝達する技術が、例えば飛脚・電報・電話・メール・ビデオ通話といったように、時代の変遷とともに発展してきたことにも触れ、松下様から学生に対して、情報技術を学び、研究していくことで新しいコミュニケーションツールを生み出す側に回ってほしい、との激励もいただきました。

通常の対面型の授業では、講演者の講演内容に対するリアルタイムでの学生の反応は見えにくいですが、オンライン授業用のツールを用いた双方向型授業では、チャット機能を使って学生がリアルタイムにコメントを投稿することができるため、学生の率直な反応を講演者が得やすいというメリットも見受けられました。

講演後の学生からの質問もこのチャット機能を使って受け付けることで、複数の質問に対して、松下様からの丁寧なご回答をいただきました。

その他、講演の中では、一般に無料公開されているソフトウェアを使用したアバター作成の実演も行われ、アバターの作成からアバターに動きをつけるまでの一連の過程を見た学生からは感嘆のコメントが寄せられています。

授業終了後は、アバター作成を自身で再現し、iTLが入る市ヶ谷田町キャンパスにアバターをのせて楽しむ学生も見受けられました。

コロナ禍により対面型授業の実施ができず、学生の方々には通常の状態では想定し得ない負担をかけていますが、iTLの学びのひとつである「情報の仕組み」を活用し、双方向型や資料配信型等の授業形態を組み合わせ、学生が身につけるべき知識やスキルを教授できるよう努めてまいります。