国際情報学部

個人情報保護委員会事務局から講師をお招きし、講義が行われました

2019年11月28日

2019年11月20日、個人情報保護委員会事務局から池田満様を講師にお招きし、国際情報学部_iTL_の授業科目「情報政策概論」においてご講演いただきました。

講演では、個人情報保護法の成り立ちについて、我が国でプライバシーの概念が浸透する契機となった「宴のあと」事件や、1980年にOECDが定めた「OECDプライバシー・ガイドライン8原則」等、国内外の歴史的背景を踏まえてご紹介いただきました。

また、例えば「個人識別符号」や「匿名加工情報」の導入など、平成27年に成立した改正個人情報保護法の概要や、日EU間での個人データ移転に係る取り組みをはじめとした国際的な連携に向けた動向、3年ごと見直しによる個人情報保護法の改正に向けた動きなどの今後の展望等にも触れていただきました。

専門分野として「情報」と「法」を学ぶiTLの学生にとって、情報政策の実務に携わる池田様からのご講演は、今後の学修・研究のための貴重な機会となりました。

iTLでは、授業において実務家の講師を多数お招きし、各分野の最前線の知識を学生に提供してまいります。

「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」(Information Technology & Law)の理念に共感し、情報社会での活躍を目指す皆様のご入学をお待ちしております。