国際情報学部

警視庁サイバーセキュリティ対策本部から講師をお招きし、講義が行われました

2019年11月12日

2019年11月8日、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の方々を講師にお招きし、本学部の授業科目「刑事法(概論)」においてご講演いただきました。

講演では、公的機関に対するサイバー攻撃やディープウェブ・ダークウェブといったいわゆる闇サイトを媒介とした犯罪の事例から、大学生にとって身近なツールであるSNSにおけるバイトテロの事例まで、インターネット上における様々な問題の紹介と解説がありました。

また、授業の後半では、講師から学生に対して、SNSの使い方と個人情報の扱い方に対する率直な感想や問題点・対策等に関する問いかけがあり、SNSの使い方に対しては、SNSの規制と表現の自由のジレンマ、低年齢からの教育の必要性、投稿前に踏み留まるための仕掛けの構築等に関する意見が、個人情報保護の扱い方に対しては、個人情報の収集と利用方法のそれぞれへの規制のあり方、知る権利との整合等に関する意見が学生から披瀝されました。

iTLでは、社会の第一線で活躍する実務家の方々を多数お招きすることで、実社会との接続性の強い専門教育を実現し、「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」(Information Technology & Law)の理念のもと、情報化が進展する現代社会における課題解決に取り組む人材、情報技術を適正かつ有効に活用しより良い社会の構築に寄与する人材の輩出を目指します。