国際情報学部

国際情報学部教授 石井夏生利と2020年度に就任予定の教授 小向太郎が書籍『概説 GDPR』を刊行しました

2019年09月24日

情報法を専門分野として研究する国際情報学部教授 石井夏生利と2020年度に就任予定の教授 小向太郎の共著が出版されましたのでご案内いたします。

 

【タイトル】概説 GDPR

【著者】小向太郎・石井夏生利

【出版社】NTT出版

【ISBN】9784757123816

 

【内容紹介】

20世紀後半、コンピュータ・通信技術の発達によって、個人の情報がボーダレスにやり取りされるようになり、データの保護の重要性が論じられるようになりました。これに伴い、1980年にOECD(経済協力開発機構)が「OECDプライバシー・ガイドライン8原則」を発表し、日本ではこれに基づく形で2005年に「個人情報保護法」を施行するに至りました。
それから10数年、2018年5月25日に適用が開始された「GDPR(General Data Protection Regulation:EU一般データ保護規則)」。「GDPR」は、EU域外の企業であっても、EU域内に拠点を持つ場合や、EU域内の個人を相手にサービスを展開する場合には遵守する必要があり、大多数の日本企業にも影響を与えています。

・「GDPR」の骨格たる基本原則
・基本原則を根拠として具体的に規定されている権利と義務
・「GDPR」を司る監督機関における法執行の仕組み
・EU域内と何らかの関わりを持つ日本企業に求められる対応

複雑かつ膨大な「GDPR」の全体像を解説しています。

法務・ビジネス戦略担当、ECサイト運営者、グローバルに展開する事業を担う一般のビジネスパーソンに最適の一冊です。