情報工学科・専攻
理工学部教授 田口東 の五輪開催時における首都圏交通網の予測に関する記事がYOMIURI ONLINEに掲載
2018年07月02日

理工学部教授(情報工学科)田口東 の予測が、7月1日付 YOMIURI ONLINEの記事として掲載されました。
記事では、国土交通省の大都市交通センサスの膨大な情報を基に、五輪開催時における首都圏鉄道網の混乱について試算した結果を提示。「通勤時の満員電車問題」と関連して、2020年東京オリンピック開催時の鉄道利用者の増加が通勤ラッシュ時と重なった場合の深刻な混雑想定は、すでに社会問題として周知されています。
去る6月13日には、参議院本会議にて、東京五輪による交通機関の混雑緩和のために、開会式の前後が四連休、閉会式の前後が三連休となる法律が成立しました。
田口教授は、この問題について情報工学科の研究領域の一分野である「オペレーションズ・リサーチ」の知見を活かした研究を進めており、過剰な混雑を緩和するためにはどのような回避策があるかについても提言しています。
研究成果には高い関心が寄せられ、これまでも国内外の様々なメディアで取り上げられてきました。
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関連リンク
- 東京五輪、電車立ち往生「大混乱」の試算 競技集中日に(朝日新聞デジタル,2018年6月1日付)
- 2020 Olympics could paralyse Tokyo's famed subway, study warns(【AFP通信】YAHOO! 7NEWS,2018年5月8日付)
- 「東京2020」その日、電車は止まり駅では大混乱が起きる…専門家が警鐘(FNN.jp PRIME online,2018年5月2日付)
- 東京五輪、朝ラッシュ時に鉄道止まる恐れ 中大教授試算(朝日新聞デジタル,2018年5月1日付)
- “鉄道大混雑”を緩和せよ 2020東京大会への対策は(NHK『MIRAIMAGAGINE』,2018年4月12日付)
- 前例なき「祝日の大移動」 五輪の混雑緩和以外に思惑も(朝日新聞デジタル,2018年4月6日付)
- 東京大改造2020 東京から始まるモビリティー革命、世界を先導する 溢れる人をITで賢く分散させる(日経 xTECH,2018年2月12日付)
- 東京五輪の混乱回避へ、通勤地獄に新たな処方箋ーテレワークで(Bloomberg,2017年7月24日付)