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木立 真直 ゼミ 見学調査報告

・訪問日時:2015年5月21日(木) 16:30 ~ 18:00

・訪問先:株式会社 日本経済新聞社 東京本社

・テーマ:現代の新聞のあり方、日本経済新聞社の今後の事業展開について

・ご対応者:日本経済新聞社・日経BP社 日経ビジネス編集長 飯田展久様

・参加者:商学部木立ゼミナール3年生、15名 教員1名  計16名

内容

 日経ビジネス編集長の飯田様から、約1 時間半にわたってプレゼンテーションをしていただいた。はじめに、日本経済新聞社の事業内容についてご説明をいただいた。その中で、紙媒体である新聞紙の発行部数の減少傾向を踏まえて、「日経電子版を創刊する」という日本経済新聞社の先駆的な戦略についてのお話があった。次に、飯田様ご自身の経験を通して、「記者」という仕事の大変さ、やりがいについてのお話を伺った。
 プレゼン終了後は、ゼミ生からの様々な質問に逐一、回答していただいた。質問内容としては、「飯田様から見て優秀なビジネスマンの共通な特徴は何ですか。」「採用にあたってどのような人材を求めているのでしょうか。」など、将来の就職に関わる質問に対しても、すべて丁寧に分かりやすく回答してくださった。また、「『日経未来面』に投稿されたアイディアで、実際に採用されたものはあるのですか。」との質問に対して、物流企業でそれが参考にされたケースもあるとのことであった。学生からは、トップダウンだけではなく、こうしたボトムアップの仕組みのある企業ならば、仕事のモチベーションが高まるのではないか。」との感想が出された。
 ゼミでは、流通・マーケティングについての研究を行い、新聞やメディアについては十分な知識を持っているわけではない。流通・マーケティング問題をより広く社会の視点から捉えるためにも、今回の企業訪問はとても新鮮で身になるものであった。