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商学部
木立 真直 ゼミ 見学調査報告

・訪問日時:2015年5月21日(木) 14:30-15:30

・訪問先:アサヒグループホールディングス アサヒグループ本社

・テーマ:ソフトドリンクのマーケティング戦略・商品開発

・ご対応者:アサヒ飲料㈱
カルピス営業本部 事業推進部販売戦略グループ 加藤寛之様
※現在は、アサヒ飲料㈱営業本部営業企画部 カルピス営業企画グループです。

・参加者:商学部木立ゼミナール3年生15名 教員1名 計16名

内容

 約40分のプレゼンテーションでは、前半にカルピス事業の概要についてご説明があり、続いて、同社の基本理念とマーケティング戦略について伺った。後半は、学生がブラインドで複数の商品の試飲をし、商品の味についてのアンケートに回答した。その場で、加藤様がそのアンケート結果を用いて、味覚評価項目の相関分析を行ってくださった。
 印象に残ったご指摘は、「ファーストインプレッション」の重要性である。マーケティング戦略を策定するにあたって、消費者の「一口目に発する言葉」が決定的に大切であるとのご指摘である。その理由は、人が本当においしいと思うものを食べたり飲んだりした時は、自然と「おいしい」という言葉を最初に口にするという。このアンケートと分析を通して、誰もが最初に「おいしい」と言うような商品を開発することがいかに難しいか、「買いたい」と思ってもらうのはさらに難しいことだと実感することができた。また、商品に対する評価も当然、重要なのだが、お客様は最終的にブランドで商品を選択することがよくあるという、プリセリング効果についてのご指摘もあり、改めて、ブランドマネジメントの重要性も再認識した。最後に、約20分にわたり、学生からの質問に逐一、丁寧にご回答いただいた。
 商品開発とは一見華やか部分ばかりを想像するが、その裏には緻密な情報収集や分析があり、消費者の心理をいかに読み取るのかが重要であるのかを学んだ。大学の講義では聞くことのできない商品開発のリアルなお話を伺う貴重な学びの機会であった。