学部・大学院・専門職大学院

見学調査報告書

テーマ       : 貿易取引における国際物流業者の役割を知る
ゼミ名       : 山本慎悟ゼミ
調査先名称     : (株)ユニエックス大井物流センター
調査日       : 2017年11月22日
授業科目名     : ベーシック演習Ⅱ、専門演習Ⅱ
参加学生数(学年別): 5人(1年)、4人(3年)

調査の趣旨(目的)

 自らの目で現場を見て、そこで働く人達から生の声を聞くことにより、貿易取引において国際物流業者が果たす役割について知見を広げる。

調査結果

 (株)ユニエックスはフォワーダーとして活動する国際物流業者である。東京、横浜、神戸にその物流拠点を構えるが、今回その一角である東京港の保税倉庫を訪問した。まずは事務所内の会議室にて担当者より会社および本倉庫の業務内容に関する説明を受けると共に、事前に提出していた質問にも回答いただいた。続いて倉庫内に移動し、実際の現場作業を見学した。倉庫内には実に様々な商品が保管されており、決して机上では知り得ないような興味深いエピソードを多く聞くことができた。最後に再度会議室にて今回の見学会を通して持つに至った質問や疑問に丁寧に回答いただいた。印象的であったのは、AEO認定業者と非認定業者による業務上の差異はリードタイム面ではそれほど大きくないものの、もはや認定を得ていることが当然となってきており、むしろ認定資格を維持するための業務負担が大きくなってきているという現状があるという点である。AEO認定制度の意義を改めて考えさせられる良い機会となった。今後の研究や就職活動にも活かしていきたい。