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見学調査報告

タイトル:菅本 栄造ゼミ 見学調査報告
調査日:2018年3月22日
参加学生数:四年生13名、三年生12名
調査先:本坊酒造(株) マルス山梨ワイナリー

本文:

山梨県笛吹市石和町の自然環境を理解し、石和町の活性化策を検討すること、およびモンデ酒造工場を見学することで、その自然環境に適合するかたちで生成・展開されている産業の一部を具体的に視察すること、が本見学調査の主たる目的である。本ゼミナールのテーマである「戦略管理会計」のケースとして活用するための一環として実施した。酒蔵は、製造・販売活動の全体像が見えやすいため、学生にとって戦略の策定・実行を理解するのに格好のケースであると考える。

調査結果:

今回見学したモンデ酒造工場は昭和27年の創業以来、毎年様々な賞を受賞するワインを造り出す本格ワイナリーとして、また観光ワイナリーとして進化を遂げてきた。今回は通常のコースである醸造場・樽貯蔵場、製品工場、直売店・試飲ホールなどを見学した。
ある地域が特定産業で反映するには、ポーターの競争優位の理論を適用すると、要素条件、需要条件、関連・支援産業、企業の戦略・構造および競合的競争、といった4つの要因が考えられる。見学後、この枠組みを用いてゼミ生はグループごとに検討会を実施した(内容の詳細は割愛します)。