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菅本ゼミ 見学調査報告

調査日:2016年9月14・15日
参加学生数:四年生10人、三年生15人
調査先:清里観光振興会、清里ミルクプラント

調査の趣旨(目的)

①清里の観光資源を理解し、清里の活性化策を検討すること、②NPO法人・清里観光振興会での簡単なヒアリングを行い、清里の観光産業の現状を理解すること、③清里ミルクプラントを見学することで、清里の観光資源の一部を具体的に視察すること、が本見学調査の主たる目的である。本ゼミナールのテーマである「戦略管理会計」のケースとして活用するための一環として実施するものである。

調査結果

上記の①と②について、清里の観光資源の最たるものは第一次産業であることはいうまでもない。これまでとは一線を画す清里の活性化策として、都心からのアクセスの良さ、豊かな自然環境、別荘の空室状況などを考慮して、清里の自然を肌で感じながら創造的な仕事ができる「里山シェアオフィス」の可能性も一考に値するのではないかという仮説が得られた。③については、清里ミルク工場における実際の製造工程を学生が視察することを通じて、もの作りの現場を視察することできたとともに、清里の第一次産業面での魅力の体験および豊かな農作物の存在の理解が、里山オフィス成功の可能性を高めることを実感することができたと思われる。