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商学部
林田 博光ゼミ 実態調査

調査日:2016年9月6日
参加学生人数:8人
調査先:TOMAコンサルタンツグループ株式会社

調査結果

 はじめに、TOMAコンサルタンツグループの歴史について教えていただきました。明治時代より字が読めない方の代書屋として開業したと言われていて、今で言う行政書士としての仕事をしていたのが始まりです。現在では、司法書士法人・税理士法人・社会保険労務士法人・監査法人・行政書士法人を抱えるグループであり、専門知識者の集まりとして活躍しています。SCS Globalという会計事務所と提携していて、アジアに強い会計事務所として知られています。
 次に、今までの事例を踏まえて、日本企業の近年の海外進出についてレクチャーしていただきました。シンガポールに絞って見ると、サービス業の進出が主流で、メーカーなどはあまり見かけないそうです。シンガポールは国民一人当たりの所得が日本より高く豊かな国であるので、日本と同様にサービス業が盛んであるということが分かりました。一方で、進出して業績を伸ばしている企業でも、黒字化するまでに時間がかかっているということもお聞きしました。日本人ばかりで戦略を構築してしまっていることが原因であり、現地人を活用して現地市場の情報やコネクションを集めて生かすことが必要だとおっしゃっていました。
 最後に、異文化コミュニケーションについてお話をいただきました。日本の企業は日本的価値観を押し付けてしまうことが多く、まずは相手の宗教や文化についてよく知ることが大切だということが分かりました。特に、仕事での付き合いの場合は、日本企業(韓国も似ている)の典型的な企業文化と、その他のアジア諸国の企業文化が大きく異なるため、この点を認識し理解していくことが今後の課題になっているそうです。