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商学部特色ある商学部教育、調査合宿報告書

教員氏名:斯波 照雄
調査日2016年9月14日~16日
参加学生数:3年生14名、4年生9名
調査先:青森商工会議所、青森市新町商店街振興組合、青森県立図書館、青森市立図書館

調査の趣旨

産業構造の変遷、中心市街地の動向、郊外型大型店の進出状況、内外観光客の来市状況などについて、地元図書館等で資料を収集し、商工会議所、商店街振興組合でヒヤリングを行い、過去から現在に至る変化から青森市の現状を明らかにする。また、実際に商店街を歩いて空き店舗状況や店舗の業種別構成を調査し、郊外型大型店や観光施設の現状を視察する。

調査報告

2016年度斯波ゼミ調査対象都市としてゼミ生が選出した青森市の調査合宿を2016年9月14日から16日に行った(斯波は青森市役所交流推進課ならびに新町商店街振興組合への協力依頼、準備資料、進行等の確認の依頼を受け前日に青森に出かけた。青森市は市議会開会中のためご対応いただけなかったが、市役所交流推進課の大沢主事が資料を提供してくださり、以後不足資料への対応をお約束下さった)。
14日朝東京および大宮から東北新幹線で新青森経由青森に到着、午後青森県立図書館で資料収集を行い、新町商店街をはじめ中心市街地の現状を確認し、翌日の青森商工会議所ならびに新町商店街振興組合の堀江事務局長へのヒヤリングの準備、検討を行った。
15日午前9時半に青森商工会議所においてヒヤリングを行った。まず、鈴木匡地域振興部長の挨拶の後、観光交流推進課の三上賢洋課長の司会のもと青森市の産業振興、経済動向と中心商店街について商工振興課の三上敬豪主査から、青森市の観光について観光交流推進課小林明央主事の順にお話しいただくとともに、学生の質問に答えていただいた。午後2時には、商店街班の学生9名と「まちまちプラザ」会議室において堀江新町商店街振興組合事務局長より新町商店街の現状についてお話を伺い、学生の質問に答えていただいた。また、商店街班以外の学生は青森駅前の複合施設アウガ内の市立図書館で資料調査を行い、夜には全員で今回の調査のこの時点での成果をお互いに報告しあい、不足していると思われる点を確認しあい、懇親を深めた。
16日には、前日の反省会で確認された不足資料を市立図書館で収集し、観光班は市内および近郊の観光施設を実際に訪れ、来訪者の現状ならびに駐車場などについて調査した。一部学生は前日に続き市立図書館で資料をコピーした。午後には周辺郊外型大型量販店の見学を行った。夜、青森駅から新青森駅経由新幹線で帰路についた。