総合政策学部教授 堤和通の書籍が刊行されましたので、ご案内します。
刊行情報
Mark D. White編著の同名図書(Retributivism: Essays on Theory andPolicy, Oxford University Press,2011)の翻訳です。
刑罰について語られる応報とはどのような考えなのか。刑罰の意味を何に見出し、刑を科される他者、刑を科そうとする社会をどのように見るのか、という問いを基本に、法学、哲学、進化論から考えます。
応報刑論をけん引してきた論者の回顧、新たな方向付けを明確にしようとする論考があるほか、おとり捜査や緊急避難などの刑事法の論点にとっての含意が論じられます。
もう一つの有力な刑罰論、抑止刑論とどのような関係に立つのかは、本書全体を通じる問題として随所で言及されます。