総合政策学部

【総合政策学部】小林ゼミ バヌアツスタディーツアーを実施

2025年8月22日(金)から9月2日(火)にかけて、中央大学総合政策学部・小林ゼミは学びの一環として、南太平洋の島国バヌアツにて12日間のフィールドワークを実施しました。本渡航は、スポーツを通じた国際協力と社会開発を主題とし、学部で培った理論を現地の実情と重ね合わせる貴重な機会となりました。
現地では、JICA海外協力隊の方々、バヌアツサッカー連盟(VFF)の役員、在バヌアツ日本国大使館の大使らと意見交換を行い、国際協力の現場における多様な視点を学びました。特に、JICA海外協力隊が運営する柔道教室の視察では、スポーツが教育や地域社会の発展に果たす具体的な役割を体感しました。
この経験を通じて、国際協力の現場が直面する複雑な課題と、スポーツが人々を結びつける力の双方を深く理解することができました。限られた環境の中でも前向きに活動を続ける現地の人々の姿勢は、ゼミ生たちの価値観を揺さぶり、学びの根底にある「複眼的思考」を理論から実践へと展開させる契機となりました。
今後は、この経験をゼミ報告や卒業研究に反映させ、国際協力とスポーツ政策への理解をさらに深めていきます。

総合政策学部教授 小林勉の専門分野は社会開発、国際協力、地域活性化です。
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