
2024年12月7日(土)と8日(日)の2日間、同志社大学にてWEST論文研究発表会の最終報告会が開催され、中村研究室からは3班が報告し、全ての班が優秀賞を含む賞を獲得しました。
WEST論文研究発表会は、様々な社会問題に対して原因を実証的に明らかにし、その結果に基づいた実現可能性のある政策提言を行うことを目的として、毎年開催されています。本発表会は大阪府と京都府、および関西広域連合の正式な後援を受けたものであり、第24回となる2024年度は全国から多くの大学が参加し、計65の論文が発表されました。テーマ分野ごとの分科会では、行政実務家と専門家の2名が論文審査と発表審査の2段階審査を行い、その中で優秀な論文が表彰の対象となります。
1日目は分科会ごとに2名の審査員が報告審査を実施し、2日目には全論文の中から選ばれた上位5編の優秀論文のみが12名の審査員の前で発表を行いました。中村研究室からは2編がこの優秀論文に選ばれ、2日目の報告へと進出しました。全報告の終了後、表彰式が行われ、中村研究室からは以下の通り、受賞しました。
受賞者と受賞タイトル
• 優秀賞:「介護人材獲得に向けて」
井上玲さん、永福裕汰さん、桐林泰生さん、高橋哲大さん
• 優秀賞:「地域活性化のための政策提言」
北原孝太郎さん、城川航樹さん、高橋勇雅さん、森友希さん
• 分科会賞(行政):「被災後の生活再建に向けた支援に関する政策提言」
石田千尋さん、折原美結さん、諏訪遥香さん、上杉ひなたさん、鎌川由梨さん、平井七聖さん
これらの成果は、中央大学が推進するAI・データサイエンス教育の成果であり、今後も中村研究室では社会に必要とされる人材の育成に注力します。
表彰状授与の様子






総合政策学部准教授 中村周史の専門分野は、応用マクロ経済学です。