
2024年11月30日(土)から12月1日(日)にかけて、明治大学で開催された「ISFJ日本政策学生会議」の政策フォーラムにおいて、総合政策学部の中村周史准教授の研究室に所属する3年生が分科会賞を受賞しました。
ISFJ日本政策学生会議は松下政経塾が協賛・後援を行う団体であり、日本の未来を考える志高い学生たちの政策立案の支援と、政策の実現に向けた発表の機会を提供する目的で、2005年以降毎年、政策提言のための学生フォーラムを実施しています。
本フォーラムは、全国の学生グループが政策研究の成果を発表し、各分科会では2名の審査員により研究論文と発表内容が審査されます。中村研究室の学生は「被災後の生活再建に向けた支援に関する政策提言」というタイトルで、社会保障②分科会にて研究報告を行いました。この研究は、被災者支援における行政支援の現状を分析し、避難期間を短縮するために行政が採るべき具体的な方策を提言するもので、政策の実現可能性や独自性が高く評価されました。
2日間にわたる研究報告会の最後に行われた表彰式では、同分科会において最も優秀と認められた報告に贈られる「分科会賞」が授与されました。なお、本研究は、総合政策学部のプロジェクト奨学金による支援を受けて行われています。
これからも中村研究室では、現実の課題解決に向けた研究を推進し、実践的な学びを深めていきます。
総合政策学部准教授 中村周史の専門分野は、応用マクロ経済学です。