総合政策学部

【総合政策学部】「データサイエンス・アイデアコンテスト2024」で本学部生3名が所属するチームが「マイナビ賞」を受賞しました。

 10月26日、中央大学後楽園キャンパスにおいて「3大学(関西・中央・法政)共催 データサイエンス・アイデアコンテスト2024」の最終選考会が開催され、本学部の2年生3名を含むチームの発表が、協賛特別賞である「マイナビ賞」を受賞しました。

受賞したのは、総合政策学部 中村周史准教授担当の学部間共通科目「AI・データサイエンス演習」に所属する2年生で、総合政策学部政策科学科 塩野健太さん、大槻勇人さん、国際政策文化学科 冨田佑奈さん、文学部 中嶋慧人さん、国際経営学部 蛇石晴裕さんのチームです。

本コンテストは、株式会社マイナビ協賛の下、関西大学、中央大学、法政大学の3大学が共催するイベントで、数理・データサイエンス・AIの知識と技術を活用してデータの利活用を実践する場の提供を目的としています。今年度のテーマは「人生100年時代のキャリア形成」で、学生たちの斬新なアイデアが競い合われました。

最終選考会には、9月20日に行われた一次選考を通過した12組のチームが参加。発表者には3大学の学生に加え、各大学附属校の高校生も含まれており、多様な視点からの提案が発表されました。中央大学からは、一次選考会で20組の応募があり、そのうち4組が最終選考に進出しました。

当日の開会式では、株式会社マイナビの高橋誠人編集長から挨拶があり、その後12組のチームによるプレゼンテーションが順次行われました。プレゼンテーションでは「人生100年時代」におけるキャリア形成をテーマに、多世代にわたる課題や解決策についての分析が発表され、学生たちの独自の視点とデータ活用の可能性を探る質疑応答が行われました。

中村研究室の2年生チームは「シニア・オープンデー -シニアの学び直し推進-」というタイトルで発表を行い、シニア世代の生涯学習を促進するための具体的なアイデアを提案しました。この発表は高く評価され、表彰式では「マイナビ賞」を受賞し、さらにマイナビから1組のみに贈られるオープンバッジも授与されました。

イベントの最後には、立食形式の懇親会で参加者同士の交流が図られ、盛況のうちに幕を閉じました。本コンテストは、学生たちがデータサイエンスの知識を社会課題に応用する貴重な機会を提供するものであり、各大学の垣根を越えた連携の場となりました。
 

総合政策学部准教授 中村周史の専門分野は、応用マクロ経済学です。

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