総合政策学部

総合政策学部創立30周年記念 卒業生による講義シリーズ第七回が開催されました

2023年08月01日

7月14日(金)5・6時限目、学部創立30周年を記念して卒業生と現役生によるシンポジウム「行動する総政」が開催され、学部生3チームによる研究発表および卒業生パネリスト3名による講演ののち、フロアに参加した卒業生、現役生らも交えて活発なディスカッションが行われました。
 学部生の発表は:
①    防災のニューノーマル~地域に新しい「繋がり」を
橋本萌子・嶋森涼香・翁佳君・大宮悠希・奥澤千紘・渡邉涼太郎(李里花ゼミ4年生)
②    みんなと繋がろう! ~パブリックビューイングで防災プロジェクト
時田峻亮・古川裕基・喜多陸登・山崎真裕・江口涼平(李里花ゼミ3年生)
③    大学におけるダイバーシティ教育の地平~学生主体のダイバーシティ教育推進に向けて
伊藤彩花・片桐俊博・文屋麗(李里花ゼミ3年生)
 
卒業生による講義は:
①0から1を作る~ケン・ウィルバーの四象限モデルを用いて~……松本太一氏(7期生 療育アドバイザー)
②Designing the World~これからの世界を創造する未来のリーダーたちへ……野副美緒氏(2期生 国連食糧計画スーダン事務所)
③企業内起業のすすめ……南修二氏(5期生 ロート製薬株式会社)
 という内容でした。
 丹念に準備されたパワーポイントスライドを使用しての学部生らの独創的な発表内容には、フロアに参集した卒業生講師と同期の卒業生らが感心した表情を浮かべながら聴き入っていました。発表後には、大先輩の卒業生たちや現役の学部生たちから多くの質問やコメントが寄せられました。
 卒業生による講義は、総合政策学部での学びが今のお仕事にいかに生かされているか、翻って、卒業生らが考える現役学部生の学びのあるべき姿勢についてそれぞれ熱を込めて語ってくださいました。各講師への学部生たちからの質問も多く、終了時間を大幅に超えるほど盛況を博しました。終了後にも各講師のもとに多くの学生が質問に集まっておりましたが、先輩たちは丁寧にアドバイスやお考えを語ってくださいました。
 

後日シンポジウムの感想を述べ合う黒田ゼミ生たち

また、フロアに参加した学生たちからは、「同期の学部生たちが頑張って研究発表をしている姿に感動した」、「卒業生たちのお話を聴いて、自分の目の前にある問題に真剣に取り組む一歩一歩が社会を変える力になるのだと学んだ」、「普段から身近なことに意識を向けてより良い社会に貢献できる人になりたい」など、現役生と卒業生から大きな刺激と学びを得たという感想が寄せられました。

後日、シンポジウムに参加した李里花ゼミの学生たちが当日の感想を次のように語ってくれました。


「本日は貴重なお時間をいただきありがとうごました。まだまだ私たちは研究を始めたばかりで荒削りの部分もありますが、総政のOBOGの皆様からとても参考になるお話をいただいたことでこれを糧に更なる飛躍を目指したいと思います。多様性が広がることで学生の学びが充実されることを願いっています。ぜひ今後とも応援のほどよろしくお願いします。」                (李里花ゼミ3年伊藤彩花・片桐俊博・文屋麗)

「人前で自分たちのプレゼンを発表する初めての機会に、卒業生や他の学生たちの意見を聞くことができ、いい経験ができました。」                              (李里花ゼミ3年古川裕基)
「大学でのプレゼンデビューで緊張しましたが、良い経験になりました!今後はもっと試行錯誤を重ねて良いプレゼンを作ります!」                              (李里花ゼミ3年時田峻亮)

「今回、このような貴重な機会を頂き、大変光栄でした。卒業生の先輩方を始め、他のゼミの教授や在学生の方々から様々な視点でご意見を頂くことができ、私たちも学びを深めることができました。私たち4年は、これから卒業論文を書く時期に入っていくので、この経験を糧にして取り組んで行きたいです。ありがとうございました。」                                                      (李里花ゼミ4年橋本萌子・嶋森涼香)

*総合政策学部では、今年度、創立30周年を記念して卒業生による講義シリーズを展開してまいります。