総合政策学部

総合政策学部創立30周年記念 卒業生による講義シリーズ第四回が開催されました。

2023年06月26日

6月9日(金)5時限目に10期生佐藤孝徳氏をお招きして総合政策学部での学びから総合商社への就職、そして国際物流領域での起業から現在のお仕事に至るまでのお話を伺いました。佐藤氏は、三井物産株式会社での原油マーケティング・トレーディング業務や企業投資部でのスタートアップ投資業務、中国総代表室では三井物産中国における戦略立案・推進業務に携わってこられました。
高校時代から常に自分をより高める「場」を探し求め、敢えて自身に負荷をかける環境に身を置いてきたという佐藤氏は、総合政策学部時代にも勉学と遊びに「200パーセントの熱量をもって臨んだ、その姿勢は社会に出てから現在に至るまで変わらない」と語っておられました。
年商10億円を超えるという大きな事業を推進しておられる佐藤氏のエネルギーの源には、単に経済的成功を追い求める欲ではなく、「自分と集まった仲間の力で次の世の中を切り拓きたい」という大きな志があることがお話の大きな柱となっており、参加した学生に対して佐藤氏から「チャレンジへの強度を上げる」意識を持つようにとのアドバイスをいただきました。
講義に参加した1年生たちは、前期半ばで課題も増えて疲れ気味であったものの、佐藤氏のお話を伺って元気が出た、勉学に対する意欲が増したとの感想を述べていました。


佐藤孝徳氏略歴:中央大学総合政策学部卒業後、三井物産株式会社に入社。原油マーケティング・トレーディング業務、企業投資部でのスタートアップ投資業務などを経て、中国総代表室(北京)で中国戦略全般の企画・推進に携わったのち、2016年6月、国際物流のスタートアップ「株式会社Shippio(旧サークイン)」を創業。国際物流領域のデジタル化を推進、業界のアップデートを手がけている。