総合政策学部
2023年度 総合政策学部プロジェクト奨学金受給者が決定しました
2023年06月16日
2023年度 総合政策学部 プロジェクト奨学金 1 の受給者が決定しましたのでご案内します。
プロジェクト奨学金は、社会の問題発見・解決、事象解明などを目指した企画や構想に対し、その活動費を支援する総合政策学部独自の制度です。学生はテーマを設定し、自らの計画に基づき国内外での調査活動を行います。その研究成果は総合政策学部主催の学生研究発表会リサーチフェスタ 2 で発表され、年度末に「活動報告書」としてまとめられます。
2023年度 総合政策学部のプロジェクト奨学金受給者は以下の通りです。
プロジェクト奨学金受給者(学科・学年・五十音順)
学 科 | 学年 | 氏 名 | プロジェクトタイトル |
---|---|---|---|
政策科学科 | 3年 | 杉村 千依 | 5つの性を持つインドネシアのブギス族~イスラームと土着文化の狭間で~ |
政策科学科 | 3年 | 丸野 雄一 | 日本の金融リテラシーを高めるために:実証研究に基づく政策提言 |
国際政策文化学科 | 3年 | 飯田 伊織 | これからのプロスポーツ業界で求められる人材要件とは?:スポーツ産業の進展に伴うロワー・マネジメント層の重要性とその育成課題 |
国際政策文化学科 | 3年 | 伊藤 彩花 | 大学におけるダイバーシティ教育の地平~学生主体のダイバーシティ推進に向けて~ |
国際政策文化学科 | 3年 | 伊藤 真那斗 | 日本の男性育休取得を促進するには:中小企業に注目した実証分析 |
国際政策文化学科 | 3年 | 山田 怜依 | インドネシアの“喜”んで“捨”てる精神~多文化社会における宗教実践~ |
受給者の皆さんにプロジェクトに対する「意気込み」を伺いました
【杉村 千依さん】
性の多様性を認めないイスラームと、5つの性というブギス族の土着文化はどう共存しているのか。この問いと真摯に向き合い、本プロジェクトを通じて異なる価値観を受け入れるためのヒントを探りたいです。共同研究者と結束して全力で研究に取り組みます。
【丸野 雄一さん】
人生100年時代と言われる現代において重要な金融リテラシーを高めるために、頂いたプロジェクト奨学金を活用して研究に励んでいきたいと思います。
【飯田 伊織さん】
本プロジェクトが1人でも多くのスポーツ業界検討者にとっての指針の1つになれるようにプロジェクトに励んでいきたいと思います。
【伊藤 彩花さん】
近年様々なところで「Diversity」「多様性」という単語が取り上げられるようになりました。本研究を通して、特に国際的多様性、性的多様性について大学生が主体的にそして双方向に考えられることを目指します。
【伊藤 真那斗さん】
本プロジェクトでは日本の中小企業における男性の育休取得を促進するための政策を提言することを目的としています。共同研究者と共に効果的な政策提言を行えるように励んでいきたいと思います。
【山田 怜依さん】
本プロジェクトが人々の異文化理解を深め、グローバリゼーションが進む今後の共生社会発展の一助として活かすことができるよう、共同研究者と共に全力で取り組んでいきたいと思っております。
「リサーチフェスタ2022」発表の様子
「リサーチフェスタ2022」発表の様子
「リサーチフェスタ2022」表彰式の様子
1 プロジェクト奨学金
学生ならではのアイディアや企画、調査計画に対して、それらを実際に具現化できるような支援として2014年度から新たに設立された、総合政策学部独自の奨学金です。研究成果は総合政策学部主催の研究発表の場「リサーチフェスタ」で発表され、年度末に活動報告としてまとめられます。
2 リサーチフェスタ
ゼミなどで学び、研究した日ごろの成果を学生たちが発表し合う「知の祭典」です。総合政策学部の公式イベントとして2013年度から始まりました。総合政策学部には幅広い分野のゼミがあり、学生一人ひとりが主体的に活動しています。そうしたゼミ活動で得た知識を幅広い人たちに知ってもらう場として、「リサーチフェスタ」を年に1回開催しています。