2023年度 第1回FPS seminar seriesを開催しました

５月17日（水）3時限目８２０４号室において「総合政策概論」（１年生対象）に総合政策学部 1期生新野隆氏をお招きしてご講義をいただきました。今年度、創立３０周年を迎える総合政策学部が行っている「卒業生による講義シリーズ」の第二弾です。

「多角的視点の重要性―キャリア形成に生かされた総合政策学部での学び」と題した講義では、新野氏が総合政策学部１期生として「総合政策とは何か？」を模索しながら過ごされた際の様子を詳細に語っていただきました。当時、総合政策学部という名の学部を持つ大学は中央大学が二校目であったこと、その後に続いて創設された他大学の総合政策学部も含め、それぞれの大学における「総合政策学」の捉え方の違いについて丁寧にご解説いただきました。
社会に出てからのご経験も踏まえ、新野氏にとって「総合政策」とは単なる学部の名称ではなく、生きていく上での考え方の土台であり、常に中身をupdateしていくべきものであるとのご見解を様々な本からの引用も紹介しつつ語ってくださいました。参加した学生たちからは、「卒論のテーマは？」 など、新野氏の学部生時代のご研究に興味を示す質問が寄せられました。

新野隆氏略歴：中央大学総合政策学部卒、大学院法学研究科終了
現職Tullet Prebon株式会社経理部長、中央大学国際情報学部講師