総合政策学部

総合政策学部 加藤ゼミがインドネシアの北スマトラ大学とStudent Forum(研究発表会)を開催しました

2022年11月08日

     国立北スマトラ大学の学生と研究発表会を行う様子

9月24日、インドネシアの国立北スマトラ大学とStudent Forum(研究発表会)をオンラインで開催しました。

例年、夏季休暇中にインドネシアにおいて合宿を行い、その一環として学生フォーラムや研究機関を訪問しますが、新型コロナウイルスの影響により海外へ行くことが難しいため、昨年と同様にオンラインで開催しました。

加藤ゼミの2、3年生36名と国立北スマトラ大学文化学部の学生がそれぞれ興味・関心を基に5つのテーマに分かれ、6、7人のグループごとに研究発表を行いました。加藤ゼミの学生はインドネシア語を、北スマトラ大学の学生は日本語を(互いの言葉を履修していない学生は英語を)使い、それぞれの国における「宗教」、「パンデミックと社会」、「若者文化」、「教育」、「社会問題」について発表し、意見交換を行いました。各テーマで文化や価値観の違いが見られ、活発な意見交換が行われました。

Student Forum(研究発表会)に参加したゼミ長の高橋さんと副ゼミ長の中村さんに感想を伺いました

高橋顕一郎さん(政策科学科3年):今年も新型コロナウイルスの影響により、インドネシア現地でのゼミ合宿及び学生フォーラムの対面開催が叶いませんでした。しかし今回、オンライン開催という形で学ぶ機会を設けていただき、私たち加藤ゼミの学生は多くの学びを得ることができました。私たちのグループは「教育」をテーマに日本の教育の特徴や問題点について分析をして、発表を行いました。グループでの発表を作り上げる中では様々な困難がありましたが、先生のご指導や仲間との助け合い等によって、最後には納得のいく発表を完成させることができました。また当日は、国立北スマトラ大学の学生による発表を聞き、互いに意見交換をする中で新しい発見や刺激を受けることが出来て良い経験となりました。このような機会を与えてくださった加藤先生や、ゼミの仲間たち、国立北スマトラ大学の先生や学生など、協力していただいたすべての方々に感謝し、これからも真摯に学び続けたいです。

中村咲里佳さん(国際政策文化学科3年):私たちのグループは「若者文化」をテーマに発表を行いました。SNS映えや韓国ブーム、レトロブームを取り上げた日本の若者文化について紹介しました。インドネシアの大学生と同じテーマで発表し合いましたが、視点がお互い異なっており大変興味深く、勉強になりました。また、2、3年生で共同して研究を行う上での難しさもありましたが、議論を重ねていく中で皆で一つの研究を行っていく過程に多くの学びがありました。学生フォーラムでの経験を活かして、これからもさらに学びを深めていきたいです。