総合政策学部

総合政策学部 加藤ゼミの学生が「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」の日本代表に選出されました

2022年08月22日

    国際政策文化学科 3年 中村咲里佳さん

国際政策文化学科3年 中村咲里佳さんが、「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」の日本代表に選出されました。

「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」はインドネシア共和国外務省が主催する研修プログラムです。世界60ヶ国からインドネシアの芸術に興味を持つ若者が参加し、約2か月間にわたり、インドネシアの伝統的な地域文化について学びます。

昨年と同様に2022年もオンラインで開催、5月14日から7月23日の期間において、レッスンは土日の2時間で行われました。参加者はインドネシアの地域(バリ、バニュワンギ、マカッサル、ジョグジャカルタなど)に割り当てられ、その地域の伝統的なダンス、歌、手芸などを学びます。

中村さんは、総合政策学部で履修しているマレー・インドネシア語を実際に使ういい機会になったそうです。また、インドネシアは日本との社会、経済、政治面での繋がりも深く、2022年11月にはG20会議がバリ島で開催されます。

―中村さんにお話を伺いました―

インドネシア人の友人が地元の伝統的な踊りにとても誇りを持っていたことをきっかけに、インドネシアの多様な文化のひとつである「踊り」に興味を持ちました。私はジョグジャカルタの伝統的なダンスである「Angguk Dance」とその衣装に使われる帽子の作り方、ジャワの童謡である「Gundul-gundul Pacul」を習いました。

このプログラムはインドネシア語を中心に英語を交えて行われるため、最初は不安でしたが、インドネシア人の先生方の温かさと明るさに支えられました。先生が画面の向こう側にいることを忘れるくらい近い距離感で教えていただいたことで、懸命に取り組むことができました。世界各国の参加者の方たちと一緒に踊りや歌を練習することができ、今までに経験したことのない貴重なプログラムに参加できたことを嬉しく思います。

今回のプログラムでの経験を活かして、今後もインドネシアについての学びをさらに深めていきたいと思います。そして、このような素敵な機会を作ってくださった加藤先生、インドネシア文化芸術奨学金プログラムを主催してくださった方々に感謝申し上げます。

 

「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」関するInstagramは以下からご覧いただけます。

Sanggar Seni Kinanti Sekar (SSKS)

Indonesians Arts and Culture Scholarship (IACS)