総合政策学部

2022年度 総合政策学部プロジェクト奨学金受給者が決定しました

2022年07月07日

2022年度 総合政策学部 プロジェクト奨学金 1 の受給者が決定しましたのでご案内します。

 

プロジェクト奨学金は、社会の問題発見・解決、事象解明などを目指した企画や構想に対し、その活動費を支援する総合政策学部独自の制度です。学生はテーマを設定し、自らの計画に基づき国内外での調査活動を行います。その研究成果は総合政策学部主催の学生研究発表会リサーチフェスタ 2 で発表され、年度末に「活動報告書」としてまとめられます。

 

2022年度 総合政策学部のプロジェクト奨学金受給者は以下の通りです。

 

プロジェクト奨学金受給者(学科・学年・五十音順)

  学 科     学年 氏 名 プロジェクトタイトル
政策科学科 3年 佐藤 旭

日本の環境・エネルギー安全保障の維持について

政策科学科 3年 村田 莉優

初等中等教育における教員の過重労働:実態調査と改善に向けた提言

政策科学科 2年 井上 優花

食品販売部門におけるプラスチック容器包装の簡素化に向けて

国際政策文化学科 3年

梅沢 有里沙 大川 航生

「先端技術を活用した格差の是正」―VR×スポーツの可能性を探る―

国際政策文化学科 3年 椿  恵

日本におけるウクライナ避難民の生活支援―急拡大する受け入れにおける課題とは―

国際政策文化学科 3年 藤原 茉由

インドネシアを災害の危機から救え~日本との防災対策の違いを通して~

受給者の皆さんにプロジェクトに対する「意気込み」を伺いました

【佐藤旭さん】

今日、日本は水素技術において世界をリードしています。そこで本プロジェクトは「水素」に着目し、日本の安全保障をどのように維持していくか、ということを共同研究者と共に真摯に取り組み、明らかにしたいと思います。

【村田莉優さん】

プロジェクト奨学金を頂け、とても嬉しく思います。今後の研究により一層励んでいきたいと思います。

【井上優花さん】

本プロジェクトは、数字だけでは把握しにくい消費者のプラスチック容器包装に対する意識について調査するものです。フィールドワークを通じた出会いが楽しみです。

【大川航生さん】

本プロジェクトがデジタル時代における新たなスポーツとのかかわり方を構築し、スポーツ界のさらなる発展の一助となれるよう、ひたむきに全力で取り組んでいきたいと思っております。

【椿 恵さん】

ロシアのウクライナ侵攻によって、世界は未曾有の事態に陥りました。本研究を通して、私たちは世界及び日本で今何が起こっているのかを知るとともに、この事態に対して学生である自分たちは何ができるのかを考え、行動していきたいと思います。

【藤原茉由さん】

日本とインドネシアは災害多発国であり、これからも多くの災害に見舞われることが予想されます。このプロジェクトで両国の防災対策を向上させるヒントを得られるよう、共同研究者と共に全力を尽くしてプロジェクトを進めていきます。

 

                                           

1 プロジェクト奨学金

学生ならではのアイディアや企画、調査計画に対して、それらを実際に具現化できるような支援として2014年度から新たに設立された、総合政策学部独自の奨学金です。研究成果は総合政策学部主催の研究発表の場「リサーチフェスタ」で発表され、年度末に活動報告としてまとめられます。

 

2 リサーチフェスタ

ゼミなどで学び、研究した日ごろの成果を学生たちが発表し合う「知の祭典」です。総合政策学部の公式イベントとして2013年度から始まりました。総合政策学部には幅広い分野のゼミがあり、学生一人ひとりが主体的に活動しています。そうしたゼミ活動で得た知識を幅広い人たちに知ってもらう場として、「リサーチフェスタ」を年に1回開催しています。