総合政策学部教授 目加田説子が卒業生の岸将之氏をお招きし特別講義を行いました

6月23日（木）、総合政策学部教授 目加田説子の「NPO・NGO論」において、株式会社TBSテレビの岸将之氏をゲストスピーカーにお招きし、オンラインによる特別講義を行いました。

岸氏は2011年に本学総合政策学部を卒業後、同年4月より株式会社TBSテレビへ就職し、現在は「報道特集」の記者兼ディレクターとして勤務されています。

今年2月のロシアによるウクライナ侵攻翌日から1か月にわたり取材をされていました。現地の状況について、実際に放送されたニュース映像を交えながら、お話いただきました。

また、ロシアや隣国のベラルーシにて現地住民へのインタビューを行った経験から、本邦における国家と国民を同一視し簡略化した報道への懸念点など、職務上で留意するメディアの本質についてもお話いただきました。
NPO・NGO論の授業の一環として開催されましたが、履修者に限らず200名程度の学生が参加しました。

講義後には、「取材にあたり中立的な立場を継続するには」、「罵声を浴びせてくる人へどう対応するのか」など、取材の本心へ迫る興味深い質問が多く飛び交い、限られた時間でしたが活発な意見交換が行われました。