総合政策学部

総合政策学部4年 田中彪雅さんと髙橋未希さんが「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」の日本代表に選出されました

2021年10月01日

  インドネシア文化芸術奨学金プログラムの参加証

国際政策文化学科4年 田中彪雅さんと髙橋未希さんが、「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」の日本代表に選出されました。

「インドネシア文化芸術奨学金プログラム」はインドネシア共和国外務省が主催する研修プログラムです。世界60ヶ国からインドネシア芸術に興味を持つ若者が参加し、約2か月間にわたり、インドネシアの割り当てられた地域の伝統的ダンス、歌、手芸品などを学びます。

2021年度はオンラインで開催、期間中レッスンは土日の2時間で行われます。参加者はグループに分かれ、それぞれのグループで1つのインドネシアの地域(バリ、バニュワンギ、ジャカルタなど)が割り当てられます。プログラムは基本英語で進行されますが、インドネシア語で進行される場合もあります。

―今回の参加の経緯と意気込みを伺いました―

田中彪雅さん

大学に入学してからインドネシアでホームステイなどをする機会があり、そこでインドネシアの伝統的なお祭りやろうけつ染めなどを体験しました。その際に、インドネシアの文化に対して、大変興味を持ちました。そのためインドネシア文化についてもっと学びたいと考え、今回のプログラムを申し込みました。

このプログラムの参加者はアジア、ヨーロッパ、パシフィック出身の方々です。一方インドネシアも300の言語と民族が一つの国として共存しています。多様なバックグラウンドを持つ参加者同士でそれぞれが持ち合わせている文化や知識を共有しながら議論することで、インドネシア文化をより多角的に、深く理解できると考えています。このような貴重なプログラムに参加させていただくからには、レッスン1回1回全力で取り組みたいと思います。

   現地の方とオンラインレッスンの集合写真

 

髙橋未希さん

一昨年、参加していたゼミの先輩から話を聞いてダンスを自分自身でやっていたこともあり、非常に興味がありました。また、インドネシアの方だけでなく、様々な国の方と交流できる点に魅力を感じ参加しました。私は、インドネシアのバリ島の伝統舞踊、歌、絵を学ぶコースに選出され、現在は画面に映る現地の方の動きに合わせて、ダンススクールのようなオンラインレッスンを行っています。

コロナ禍のため、実際に現地に滞在しインドネシアの文化を学ぶことはできませんが、このような環境下でもできることに全力を尽くし、卒業まで残された時間を有意義なものとし、また加藤ゼミで学んだことを活かして少しでも実りのある学生生活にしようと思っています。このような貴重な機会をくださったプログラム運営の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

    オンラインでバリのダンスレッスンを受ける様子