総合政策学部

2021年度 第1回FPS seminar seriesを開催しました

2021年05月25日

5月19日(水)、講師として前嶋和弘氏(上智大学教授 総合グローバル学部学部長)をお招きし、「バイデン政権の内政・外交」をテーマにオンラインによる講演会を開催しました。

昨年11月の大統領選挙の結果、アメリカでは今年1月に前トランプ政権からバイデン政権へと政権交代しました。バイデン圧勝とも報道された選挙でしたが、実際は、バイデン氏が「ひっくり返した」とされる5州はいずれも僅差の勝利でした。こうした選挙の実態を解説した後、前嶋先生は、アメリカ国内の深刻な分断を中心に国内政策や外交に対する姿勢、コロナ対策や今後の日米関係、その他報道でもよく耳にする様々な問題についてご講演くださいました。総合政策概論の授業の一環として開催されましたが、履修者に限らず、他学部生も含め、300名を超える学生が参加しました。

限られた時間の中、講演後に行われたQ&Aでは「バイデン政権に代わったことによる日本へのメリット・デメリットは何か?」、「パレスチナの紛争問題についてアメリカはどう関わっているのか?」、「今後、トランプ政権が再び誕生することはあるのか?」など興味深い質問が活発に飛び交いました。