総合政策学部

公務員への道~先輩方の合格体験記~第3回

2021年01月22日

総合政策学部で公務員試験を見事合格された先輩へのインタビューを行いました。

公務員を目指す後輩の皆さんへ向けて、体験談やアドバイスを伺いました。

特集記事全3回の最終回です。

第3回 国際政策文化学科4年 大坂駿人さん 【港区役所(東京都)内定】

Q.公務員になろうと思ったきっかけは何ですか?

 A.元々両親が公務員でその背中を見て育ってきたので、選択肢の1つとしてありました。その中で最終的に公務員を選択したのは、大学2年時に地元で発生した地震がきっかけです。地震により自分と繋がりのある高齢者を亡くしたことで、社会的に弱い立場にある人を包括的に支えたいと思いました。

Q.コロナ禍での試験勉強で苦労したことはありますか?

 A.一人暮らしなうえにオンライン授業となってしまったので、人と話す機会がなくなてしまったことが大変でした。試験勉強期間はただでさえストレスが溜まりやすいので、意識的に公務員志望仲間と電話する時間を作るなどして、頭の中を整理する機会を作っていました。またコロナ禍でOBOG訪問も例年通り出来ない状態でしたので、OBOGさんの協力のもとオンラインで訪問を行っていました。

Q.1日(平日)のスケジュールを教えてください。

 A. 以下のようなスケジュールで過ごしていました。

 

 7:00 起床・前日勉強したことの復習
 8:00~12:00 好きなアニメやテレビを見ながらお昼ご飯を食べる好きなアニメやテレビを見ながらお昼ご飯を食べる数的処理・文章理解など教養科目の勉強
13:00~19:00 論文の写経・専門科目など
19:00 夕食と同時に夜のニュースを見る
21:00~21:30 その日勉強したことの復習
21:30~22:30 自由時間・就寝

 

Q.各対策で利用した参考書などあれば教えてください。

 A.吉井塾の「特別区教養論文 予想答案集」です。インターネット上で販売されていたものですが、論文試験に留まらず面接対策でとても役立ちました。各区の取り組みも記されているので、効率的に自治体研究も出来ました

Q.公務員を目指す後輩たちへのアドバイスをお願いします。

 A.困ったら誰かに相談することが何より大事だと思います。自分は当初面接対策をほぼ1人で行っていたので、自分自身の改善点もよく分かってないまま面接本番に臨み失敗していました。そこでキャリアセンターや新卒応援ハローワークの方々に相談するようになってから、自分の改善点ややらなければならない事がはっきりし、結果として第一志望に合格が果たせたと思っています。筆記試験や面接のプレッシャーで不安になるのは当たり前の事なので、そんな時こそ人に悩みを相談するという事を大事にして欲しいと思います。