総合政策学部
2020年度 総合政策学部プロジェクト奨学金受給者が決定しました
2020年09月18日
2020年度 総合政策学部 プロジェクト奨学金 1 の受給者が決定しましたのでご案内します。
プロジェクト奨学金は、社会の問題発見・解決、事象解明などを目指した企画や構想に対し、その活動費を支援する総合政策学部独自の制度です。学生はテーマを設定し、自らの計画に基づき国内外での調査活動を行います。その研究成果は総合政策学部主催の学生研究発表会リサーチフェスタ 2 で発表され、年度末に「活動報告書」としてまとめられます。
2020年度 総合政策学部のプロジェクト奨学金受給者は以下の通りです。
最優秀賞(学長賞)
学科 | 学年 | 氏名 | プロジェクトタイトル |
---|---|---|---|
国際政策文化学科 | 3年 | 神谷 萌絵 |
複数ルーツを持つ小学生が生きやすい世の中へ ~総合の時間でグローバル教育を図る~ |
優秀賞(学部長賞) (学科学年順)
学科 | 学年 | 氏名 | プロジェクトタイトル |
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国際政策文化学科 | 4年 | 松田 美夜日 | パレスチナにおけるODA開発援助と占領構造の関係性について |
国際政策文化学科 | 3年 | 梅沢 有里沙 | 援助行動と多次元的共感 ――援助行動を促進する要因とは―― |
国際政策文化学科 | 3年 | 髙橋 未希 | コロナ危機における地域社会と人々のあり方 ~日本とインドネシアの宗教の役割の探究~ |
政策科学科 | 3年 | 矢口 夏帆 | まだ見ぬ友と出会いたい ~コロナ禍における新たなネットワーク創出の探究~ |
政策科学科 | 3年 | 渡邉 麻未 | 日本における食品ロス削減に向けた政策提言 |
受給者の皆さんにプロジェクトに対する「意気込み」を伺いました。
【神谷萌絵さん】
日本で暮らしていると「日本人」「外国人」という目でみることが多いですが、実際は多様なルーツを持つ人がいます。複数ルーツを持つ人が置かれる教育環境の実態を調査し、将来恵まれる教育を検討していきます。
【松田美夜日さん】
限られた時間ではありますが、4年間の学びを生かし意義のある成果を残せるよう頑張ります。
【梅沢有里沙さん】
本研究は援助行動における個人差はなぜ生じるのか、オンラインでの量的調査により明らかにすることを目的としています。コロナ禍だからこそ、よりよい研究を目指しいただいた研究費をもとにパワフルに精進しようと思います。
【高橋未希さん】
今回のプロジェクトはコロナウイルスの影響で、様々な面で制限されますが、やるべきことに一つ一つしっかりと取り組み、有意義な研究にしたいと思います。
【矢口夏帆さん】
スポーツ観戦における新たな交流の形を検証しながら、少しでも新入生の大学生活のサポートになるようなプロジェクトにしていきたいと思っています。
【渡邉麻未さん】
私たちの研究は国内のみならず国際的にも重要な「食品ロス」という問題に対し、主要な要因を究明し、解決策を提示することを目的としています。有効な政策を提言できるよう、3名の論文共著者とともに地道に研究を進めていきます。
「リサーチフェスタ 2019の様子」

1 プロジェクト奨学金
学生ならではのアイディアや企画、調査計画に対して、それらを実際に具現化できるような支援として2014年度から新たに設立された、総合政策学部独自の奨学金です。研究成果は総合政策学部主催の研究発表の場「リサーチフェスタ」で発表され、年度末に活動報告としてまとめられます。
2 リサーチフェスタ
ゼミなどで学び、研究した日ごろの成果を学生たちが発表し合う「知の祭典」です。総合政策学部の公式イベントとして2013年度から始まりました。総合政策学部には幅広い分野のゼミがあり、学生一人ひとりが主体的に活動しています。そうしたゼミ活動で得た知識を幅広い人たちに知ってもらう場として、「リサーチフェスタ」を年に1回開催しています。