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2020年09月09日

総合政策学部3年 田中彪雅さんがインドネシアのエッセイコンテストで最優秀賞を受賞しました

2020年8月17日、インドネシア独立75周年を記念して開催された、在日本インドネシア大使館主催のエッセイコンテストの授賞式が行われました。インドネシア語部門(日本人参加)で田中彪雅さんが最優秀賞を受賞し、Tri Purnajaya臨時大使から直接表彰を受けました。

田中さんはフィールドスタディーズ、語学研修、ゼミの合宿を含め今までに5回ほどインドネシアを訪問しています

田中さんが受賞したエッセイ(和訳付)はこちらからご覧いただけます。

田中さんにお話を伺いました。

応募のきっかけは何ですか?

現在コロナ禍で様々な行動に制限がかかっていますが、自分のできることを精一杯やろうと思い、今回応募しました。今までに2度インドネシア語のスピーチコンテストに出場したことがありましたが、2回とも賞を取れずに悔しかった思いから、応募を決意しました。

お茶について書かれた理由を教えてください。

私は静岡県出身で、お茶に囲まれて育ちました。その経験から、「お茶の魅力を多くの人に伝えたい」という気持ちと、大学で日本とインドネシアをお茶で繋ぐ観光プロジェクトを行っているからです。

日本とインドネシアとのお茶文化の違いは何ですか。

文化に注目した意見

・日本のお茶文化は茶道に代表されるように、わびさびといった美意識がある。

・一方、インドネシアpoci茶に代表されるようにお茶を飲む過程に意味がある。

Poci茶には角砂糖が入っているが、その角砂糖をかき混ぜることはしてはいけない。

飲むと最初は渋いが、最後は甘い味になる。それは人生に例えられていて、人生は辛いが、それを我慢すれば楽しいことが待っているという意味。

 

一般大衆に注目した意見

・インドネシアではレストランや屋台でお茶を頼むとほとんどの場合、砂糖入りの紅茶が出てくるし、個人の家でお茶を入れてくれる時もお茶に砂糖が入った状態で出てきます。

インドネシアでは甘いものが好きな人が多い傾向にあることから、おもてなしの意味を込めて砂糖を入れてお茶を提供するのです。

歴史をさかのぼると、砂糖は本来高級品であり、その砂糖を客人に提供することが歓迎の意味を表したことにこの習慣は由来しています。

 

受賞された時の気持ちを聞かせてください。

インドネシア独立記念日にインドネシア大使館官邸で授賞式が行われたのですが、受賞者発表時はとても緊張しました。しかし自分の名前が呼ばれたときは安心して、うれしい気持ちになりました。エッセイの提出期限が1週間と短かったのですが、頑張って書いてよかったと思いました。

エッセイに対する思いを教えてください。

自分が今まで体験してきたこと、感じたことを、記憶をたどってエッセイを書きました。自分の素直な思いをエッセイに込めて書いたので、その思いが審査員の心に響いたのだと感じています。