総合政策学部

『FPSニュース』テキスト版 「リサーチフェスタ 2018」が開催されました

2019年01月15日

 寒さも本格的になった2018年12月7日、総合政策学部の“知の祭典”「リサーチフェスタ2018」が行われ、審査員と多くの聴衆が見守るなか合計18組が日頃の研究成果を発表しました。

 研究のテーマは法律や国際問題から宗教に関連することまで多岐にわたり、総合政策学部ならではのプロジェクト奨学金を利用した発表や、1年生によるField Studiesを踏まえた調査報告が見られました。PBL(Project Based Learning:課題解決型学習)を実践することで、研究がより実践的かつ、客観的なものになっていました。開会式では、学生や審査員は緊張した面持ちでしたがリサーチフェスタが進んでいくにつれて緊張もほぐれ、発表後には質問や意見が出るなど活発な議論が交わされる場となりました。

 

 全ての発表が終了したのち、懇親会が開かれ、総合政策学部長の堤和通先生より、ご挨拶をいただき、続けて最優秀賞、優秀賞等の表彰式が行われました。最優秀賞は、「学力の規定要因分析」について発表した中村ゼミの滝沢さん、高橋さん、室賀さんが選ばれました。受賞後のインタビューでは「長期間にわたる研究が最優秀賞という形になったことを嬉しく思う。教授や親などの関係者の方々に感謝したい。」とおっしゃっていました。優秀賞を受賞したのは堤ゼミの菅野さん、小林ゼミの河野さん、加藤ゼミの寺岡さんの3組でした。研究のなかで苦労した点を聞くと、「短い期間での発表に向けた準備に苦労した」、「大人数のゼミ生をリーダーとしてまとめるのが大変だった」、「海外での現地調査において言語の利用が難しかった」などが挙げられました。また、ポスター部門では最優秀賞にField Studies 加藤ゼミの渡辺さん、小林さん、田中さん、和田さんによる「Bhinneka Tunggal Ika ~多様性に生きる私たち~」が選ばれました。最後にはリサーチフェスタの審査員の岡嶋裕史先生から総評をいただき表彰式は終了しました。

 

 同級生や先輩方の研究発表は私たちにとっても、大変良い刺激になりました。発表者のみなさん、実行委員会の方々、お疲れ様でした。

 

 

レポート:齋藤、山本

 

「リサーチフェスタ2018」 受賞一覧

「リサーチフェスタ2018」ポスター部門 受賞一覧

◆「リサーチフェスタ」とは◆
ゼミなどにおいて勉強した日ごろの研究成果を学生たちが発表し合う、2013年度から始まった総合政策学部の公式イベントです。学生の発案により始まり、学⽣により組織された実行委員会が企画⽴案運営および広報に携わっています。総合政策学部には幅広い分野のゼミがあり、学生一人ひとりが主体的に活動しています。そうしたゼミ活動で得た知識を幅広い人たちに知ってもらう場として、「リサーチフェスタ」を年に1度開催しています。