総合政策学部

FLP小林勉ゼミ「福+(ふくたす)プロジェクト」がメディアで紹介されました

2018年09月28日

中央大学総合政策学部教授・小林勉の専門分野はスポーツ科学、開発学。スポーツによる地域の活性化について研究しています。

 

FLP 1 スポーツ・健康科学プログラムと地域・公共マネジメントプログラムの2プログラムで開講する⼩林勉ゼミは、「スポーツによる地域活性化」を研究テーマとして活動しています。2014年より、地域密着を掲げるJリーグクラブ「ブラウブリッツ秋田」との共同研究プロジェクトを継続的に行い、その活動の様子はしばしばメディア各社で紹介されています。

 

今年で5年目となるプロジェクトは、4年目に実施した「福+(ふくたす)プロジェクト」を継承。「ブラウブリッツ秋田」の全面協力のもと、はじめてでも参加できるスポーツを取り入れた「8人制バレーボール大会」や「グラウンドゴルフ大会」、健康寿命の延伸につながる「体操教室」など、多くの参加者が楽しめる交流の場を創出しました。この様子は下記メディアに紹介されました。

 

昨年のゼミ長を務め引継ぎを兼ねて運営に参加した、政策科学科 4年 浦田佳祐さんは「自分たちができなかったことを後輩へ引継ぎ、長く続くプロジェクトとして続けていくことが大事だと感じています。」とコメントしました。

 

「ブラウブリッツ秋田」のホームゲームを視察に訪れたJリーグチェアマンの村井満氏は、小林ゼミの取り組みについて「スポーツを通じて地域の活性化に貢献する、将来に希望が持てる活動だ」「ぜひJリーグでもこの取り組みについて発表してもらいたい」などと高く評価しました。

 

FLP=ファカルティリンケージ・プログラムとは

ファカルティリンケージ・プログラム(FLP)とは、各学部に設置されている授業科目を有機的にリンクさせ、新たな知的関心の領域に対応する教育の「場」を設定するプログラムとして誕生しました。学生は所属学部に学びながら、プログラムの履修ができます。

本プログラムは、学生がそれぞれの所属学部で主専攻の課程を修めるという基本的な枠組みのもとに、学部の枠を越えて設けられた新たな知的領域を系統的・体系的に学修し、学際的な視点から専門知識の修得と問題解決能力を高めることを目的としています。

現代社会において、このような学際的な領域の問題解決能力を必要とする職種が年々増えていることから、「環境」「ジャーナリズム」「国際協力」「スポーツ・健康科学」「地域・公共マネジメント」の5プログラムを開設しています。