総合政策学部

リサーチフェスタ優秀賞チームが新入生に研究発表をしました

2018年06月04日

左から、冨澤さん、今中さん、下之園さん

総合政策学部の1年次必修科目「総合政策概論」は、複数の教員による講義を通して、学生が「総合政策とは何か?」を理解し、今後4年間の自主的な学びの出発点とすることを目的としています。

 

5月23日は、「総合政策における学習の成果、実践例:文化への学際アプローチ」をテーマに授業が行われました。

 

はじめに加藤久典教授から、総合政策学部の学びの特徴やプロジェクト学習について説明がありました。続いて昨年度のプロジェクト奨学金受給者 1 であり、リサーチフェスタ 2 で優秀賞を受賞した加藤ゼミ所属、政策科学科 4年 下之園実希さん、国際政策文化学科 4年 今中恵さん、政策科学科 4年 冨澤亮太さんが登壇し、「本当にジハードはテロリズムの根源なのか〜イスラーム学校とムスリムの社会活動を通して〜」 をテーマにした研究成果を発表しました。

 

リサーチフェスタは、さまざまな社会問題を解決するための知識・技術のインプットや、研究調査活動で得た成果をまとめ発表する場であり、聴講者にその価値を伝えるためのプレゼンテーション能力も高めることができます。今回の授業を受けた1年⽣は実際に先輩の研究成果を聞くことで、今後大学で学ぶべき研究調査のプロセスやプレゼンテーションの技術、そして研究を進めていくために必要な姿勢について理解を深めました。

 

 

1 プロジェクト奨学金

学生ならではのアイディアや企画、調査計画に対して、それらを実際に具現化できるような支援として2014年度から新たに設立された、総合政策学部独自の奨学金です。研究成果は総合政策学部主催の研究発表の場「リサーチフェスタ」で発表され、年度末に活動報告としてまとめられます。

 

2 リサーチフェスタ
ゼミなどで学び、研究した日ごろの成果を学生たちが発表し合う「知の祭典」です。総合政策学部の公式イベントとして2013年度から始まりました。総合政策学部には幅広い分野のゼミがあり、学生一人ひとりが主体的に活動しています。そうしたゼミ活動で得た知識を幅広い人たちに知ってもらう場として、「リサーチフェスタ」を年に1回開催しています。