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2017年11月10日

総合政策学部教授 平野晋がパリのOECD(経済協力開発機構)本部に招聘され日本の「AI開発ガイドライン案」を発表しました

総合政策学部教授 平野晋

総合政策学部教授・平野晋の専門分野は、製造物責任法、サイバー(インターネット)法です。ロボット法やアメリカ不法行為法、英文契約法等を主に研究しています。

 

このたび平野晋は、OECDから招聘を受けて、「AI:知的機械とスマート政策」(*1)のカンフェレンスにおいて「国際的な議論のためのAI開発ガイドライン案」(*2)を発表しました。

 

平野晋は、人工知能の開発原則に関する総務省の有識者会議において「座長代理」や「分科会会長」を務めてきています(*3)。その成果は、日本政府の政策(*4)に採用され、さらに日本で昨年開催されたG7通信大臣会合においても、前総務大臣・高市早苗氏が国際社会に対しその暫定案の採用を提案し、賛同を得られています。

セッションは日本が中心。
他は欧州、米国、中国のパネリスト

これまでにも平野晋は、上記日本の政策提案の発展版を、昨年のパリOECD「人工知能の工学技術予測フォーラム2016」や、今年1月のワシントンD.C.カーネギー国際平和財団「人工知能の日米提携関係」や、3月の東京「AIネットワーク社会推進フォーラム」において発表してきており(*5)、OECDはその採用に向けた検討を続けています。

 

今回、パリのOECDから再び招聘を受けた平野晋の発表は、以上の日本政府の暫定案を発展させるべく日本の有識者会議において熱心な議論を重ねてきた成果である「AI開発ガイドライン」を、「国際的な議論のため」の提案として紹介したものです(*6)。

カンフェレンス1日目でプレゼンテーションを行う様子

DAY 1 - Conference on Artificial intelligence (CDEP) は2日間行われたカンファレンスの1日目の動画で、平野晋は「セッション5」でプレゼンテーションを行っています。

 

3:48:09 プレゼンテーション開始

4:38:11 モデレーターの質問に対しての回答

4:57:06 会場からの質問に対しての回答

OECD事務次長(左端)からインタビューを受ける様子

(*1) OECDのカンファレンス「AI:知的機械とスマート政策」のURLは以下

http://www.oecd.org/going-digital/ai-intelligent-machines-smart-policies/conference-agenda/

平野晋の発表は「セッション5」です。 

 

なお、日本が国際社会に提案する「AI開発ガイドライン案」を巡って、OECD事務次長からインタビューを受ける平野晋の動画(英語)は以下https://www.facebook.com/theOECD/videos/vb.73290362460/10154858561222461/?type=2&theater

(*2) 「国際的な議論のためのAI開発ガイドライン案」は以下にて公開中

http://www.soumu.go.jp/main_content/000499625.pdf 

(*3) 総務省「AIネットワーク化検討会議」(last visited Jan. 18, 2017)において座長代理に就任。

その後、総務省「AIネットワーク社会推進会議」において幹事および「開発原則分科会」会長に就任。現在は同会議の「環境整備分科会」会長に就任中。

(*4) 「世界最先端IT国家創造宣言」(H28・5・20 閣議決定)、「日本再興戦略及び骨太の方針」(H28・6・2 閣議決定)

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